その日本語訳、ちょっと確認して欲しいんですが、
直訳すると
the retirement pension = 退職年金
"old-age pension" as it is popularly called = 一般に言われている「老齢年金」
です。
英文はこの二つの単語が ,or で繋がっていますね。
このorは「すなわち」という意味でつかうので、つまりこの2つの年金は別のものではなく、1つの年金を言い換えているだけです。
正式名称だけでは伝わりにくそうだから、orのうしろで俗称に言い換えているってことです。
2つある訳文のうち
上は「退職老齢年金」を「退職年金」に言い換えればほぼ正しいと思います。「一般に言われている」は「俗に言う」としているのは意味的にokだと思いますし。
下は「or」で繋がっている2つのものを全てひとまとめにしてしまっているので、訳し方としては間違いです。as it is popularly calledは"old-age pension"にだけかかっているのに、orの前にもかかっているように訳しているし、orで繋がっている部分も訳せていないです。
句読点は、英文になくても日本語として必要ならつけて構いません。
ただし、英文には英文の事情として、日本語には関係なく必要だからついてあるので、その点は見落とさないようにしなくてはいけません。
この場合だと
,or "old-age pension" as it is popularly called,
と前後をカンマで区切った間にこのまとまりが入ることで、as it is popularly called が "old-age pension"にだけかかっていることがわかります。
上の訳が解説なんですよね。
「退職老齢年金」は謎ですね…
「退職年金」を「老齢年金」っていう俗称に言い換えるから意味があるのに。
「退職老齢年金」を「老齢年金」に言い換えても、日本語的には違いが明確にならないですよね。
後orの前のカンマは修飾範囲を指定してるのですか?
もし、なかったらretire pensionにもかかるのですか?
> retireは退職の意味なのに何故老齢がついてきたのか謎です。
おっしゃる通りです。
もしかしたら日本の年金制度になぞらえて訳してるのかな…日本の年金制度の正式な言葉として「老齢基礎年金」みたいな言い方はするんですよね。だからイギリスの年金制度の説明もこれに準じて正式な名称の中に「老齢」という言葉を入れてみたとか…?
でも、根拠のない予想の範囲を超えませんね。
カンマについては、必ず守らないといけない文法的な決まりというわけではないのですが
書き手が丁寧であれば範囲指定をするものとして使いますね。カンマなくても、文脈でわかるだろ読み取れよって場合もありますけどね。
このas it is〜のような場合は、カンマを飛び越えてさらに前までかかるという風には普通は考えません。
この点は日本語の読点「、」も同じように使いませんか?あまり難しく考えなくてもいいかなぁと思いますが…
カンマがないときに、前後の両方にかかる可能性はないわけではないです。
ただし今回は「正式名称」と「俗称」だから、
「俗に言う」はあきらかに「俗称」にだけかかると思うので、カンマがなくてもそのように読み取るかなぁとは思います。そしてカンマがあれば尚更です。
ありがとうございます。
僕もそう思います。retireは退職の意味なのに何故老齢がついてきたのか謎です。