6. ミクロメーターでの測定 O6分
実験1 ある植物の茎の表皮細胞を観察したところ,その長さは接眼ミクロメーターの14目盛りに相
当した。観察を行った倍率では,接眼ミクロメーターの12目盛りと対物ミクロメーターの 15目照り
が一致した。使用した対物ミクロメーターの1目盛りは 0.01mm である。
問1 この表皮細胞の長さとして最も適当なものを, 次の 0~60のうちから一つ選べ。
必
光学顕微鏡とミクロメーターを用いて次の実験を行った。
2 112μm
144μm
O 175μm
6 225 um
0 96μm
問2 問1の表皮細胞と大きさが最も近いものを,次の 0~⑥のうちから一つ選べ。
6 192 μm
2 ゾウリムシ
3 カエルの卵
0 大腸菌
実験2 実験 1 の細胞とは異なる,細胞壁で囲まれたある細胞を顕微鏡で観察すると,細胞質内の緑
色の果粒が一定の方向に移動するのが見られた。この現象は細胞質流動(原形質流動)とよばれている。
問3 細胞質内に見られた緑色の果粒とは何か。最も適当なものを次の 0~⑥のうちから一つ選べ。
0 ヒトの赤血球
6 インフルエンザウイルス
2 ミトコンドリア
O 葉緑体
Q 液胞
6 有色体
0 アオミドロ
問4実験1で茎の表皮細胞を観察したときと同じ倍率で,ある細胞の果粒の移動距離を接眼ミクロ
メーターを用いて測定したところ,果粒は 10秒間に 15目盛り移動した。この細胞の果粒の移動速度
(mm/分)として最も適当なものを, 次の 0~⑥ のうちから一つ選べ。
0 0.2
の1
O 12
の 100
6 120
6 180
[15 センター追試 改)
第1編
生物と遺伝子