Contemporary writings
高中
(写真に書き込みあってすみません💦)
( )を二十五字以内で補え
( )に、私たちは違和感をおぼえなくなっている。こうして、私たちの経験における現実の感じ方が、知らず知らずのうちに変わってきている。
私の考え方
私たちが違和感を覚えないもの→私たちにとって不協和音を奏でないもの→「視覚の風景も、聴覚の風景も、一様に連なったものではないし、そこには幾重もの異なった情報のコンテクストが差し込まれ、錯綜している」状況(L8~9)→これを( )に書けば良い
これって大丈夫でしょうか?ちなみに模範解答は「あるはずのないものが、いま・ここに現出すること」です
教えていただきたたいです!
コ72スト
13
評論
読解)私たちの感じている「現実」とは
都市の感情
鷲田清一
課題)問題提起と結論をおさえて読み進める
次の文章は、以前からは考えられないほどに発達した現代の都市に対する考察のなかから、そこに生きる私
たちのあり方に言及した部分である。
あるいはこんなふうに問題を立てることもできる。それは、私たちのふだんの生活経験において、(いま〉(ここ)
ということがいまだ本当に成り立っているのかということだ。少なくとも、私の〈いま〉へここ)から放射状に開け
た遠近法的な風景というものは、都市からうんと離れた僻地や無人地帯にでも行かなければ出会えないように思
える。いやそこへ行ってさえ、知覚風景は単純な遠近法によって一様に構成されることはない。たとえばこの私
(注1)
の環境、そこには孔がいっぱいあいている。巨大なテレビスクリーン、そこにとてつもなく大きなCMタレント 5
(注3)
の顔が現れる。幼稚園児が家の屋根の瀕に描く太陽よりももっと大きな顔。室内のVTRの装置からは、CNN-
のニュースが流れ、そのニュースでは数下生前の戦争の記録フィルムが映されていた。留守番電話を解除すると、
何時間か前のドウリョウの声がする、そ在も凹ンドンからの連絡だ。視覚の風景も、聴覚の風景も、一様に連なっ
たものではないし、そこには幾重もの異なった情報のコンテクストが差し込まれ、錯綜している。特に不協和音
を奏でるというわけでもなく。
て、
都市の神経とでも言うべきメディアのネットワーク、それは、いま·ここにあるはずのないものを、いま·ここ
に現出させる。私たちは何百キロも離れたところにいる友人とひそひそ話をすることができる。地球の裏側で行」
われているFIのレースを、おそらくは現場にいる観客よりももっと近くから観戦することができる。日向ぼっ
;こをしながら、あるピアニストの十五年前の入魂のライヴを繰練り返し聴くことができる。そして、オフタイム
にも、たとえば山間のヒショ地にまで、まるでパバッカーのように、携帯電話やFAXなど、見えない神経繊維を 5
(注4)
通じて情報が入ってくる。いや、振り返って、そもそも私たちが都市に定住しているという事実でさえ、その現
在の生活様式を考えればあやしいものに見えてくる。私たちの経験には、一様に続く光景があるわけでもなけれ
ば、一続きに流れる単線の時間があるわけでもない。私たちの経験におけるこのような空間,時間的な遠近法の
(出n)
錯綜と、現実の操作·製作(提造?)可能性とをとらえて、ダニエル·J.プーアスティンはかつて、「宇宙時代」
(space age)とは、本当は「空間のない時代」(spaceless age) のことなのだと言った。現実は一度かぎりの出来 a
事ではなくなったし、未知の経験が困難になったし、さらに体験の取り消しも必ずしも不可能でなくなった。要
するに、私たちの現実性の係数がすっかり変容してきているというわけだ。
(出6)
(注)1放射状
-中心から四方に広がる様子
解答
尚無回答
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