解答

①ドイツのソ連侵攻(独ソ戦)を最初に効果的に防げてない。
②ドイツは、ソ連の大地に大ドイツ国家を作ろうとしていて、さらにナチス的な考えの基、市民の虐殺を戦争と並行しておこなっている。
ユダヤ人などが犠牲になっている。
③ソ連の政治体制による原因。人命軽視だし、政治的に疑われたりしたら、粛正される。(激戦地で死ぬまで戦わされる。)
④軍でも、政治的な粛正で、優秀な将校が少なく、立案される作戦が良くない。
⑤ソ連(ロシア)の地政学的に必勝パターンは焦土戦。本土に入った敵軍が冬将軍に負けるまで、ねばる。ナポレオンもヒトラーもこれでやられる。
焦土戦の基本戦術:自国が戦場になり、被害が出る。焦土戦は、敵に占領される自国を焼いて敵が占領地帯から補給物資を調達できないようにする。
⑥最後に、ドイツ侵攻作戦が縦深攻撃!有名な作戦は、「バグラチオン作戦」
ドイツの電撃作戦は、敵戦線の薄いところを戦車で一点突破して、後方の司令部や補給線を叩き、一時的に敵が麻痺するうちに勝負を決めに行く戦い。
縦深攻撃は、ドイツの電撃作戦を面でしたような作戦。大量の重砲の準備砲撃後、敵前線を全部を大量の戦車部隊(機甲師団)が突破していく。攻撃部隊も二列になっていて、第一列が戦闘で消耗すると停止して部隊再編をする。それと同時に二列目が先頭に出て、無停止進撃をおこなう。
はっきり言って力技です。ドイツは戦略予備の部隊を投入して穴を防ごうにも、前線が全てが一つの大穴になっているし、戦略予備もまたたくまにすりつぶされてしまう。
縦深攻撃は、物量戦ですので、兵士の命も大量に消耗します。自軍の消耗も絶大ですが、相手が立ち直れないので、勝つという戦略です。

【補足説明】

勝利は、
質×量×次元(技術革新による今までの常識では考えれてなかった新しい戦法)の合計が多い方が勝つのです。
ドイツは機甲師団(戦車部隊)の集中運用という新しい考え方の電撃作戦で、フランスより、次元の高い戦いで勝利しましたが、
一度、次元の違う戦いで勝利しても、すぐ相手はまねてきますので、
最後は、ソ連の縦深攻撃で、量によって負けます。

レニングラートの戦い(だったと思う)では、ソ連は、兵士を町に川(船)から上陸させるのだが、武器が足りないので、一人には銃を、もう一人には、マガジン(銃弾)を渡して戦場に送る。上陸したら、死体から武器を奪って戦え、拒否したり、逃げたらその場で殺されるみたいな、戦線維持のためにはむちゃくちゃな命令をだした。

最後に、日本ではナチスのおこなった事をあまり知らない人も多いですが、とってもひどい事しています。
【ゆっくり解説】ハインリヒ・ヒムラー
https://www.youtube.com/watch?v=dkCvyNUkFYg&list=PLja9clVB7yo7uutBggG4DTbJV8z5a5E8x&index=22
【ゆっくり解説】フリードリヒ・イェッケルン
https://www.youtube.com/watch?v=rPiQT5LtBy4&list=PLja9clVB7yo7uutBggG4DTbJV8z5a5E8x&index=14
【ゆっくり解説】テオドール・アイケ
https://www.youtube.com/watch?v=coNzkYIkZD0&list=PLja9clVB7yo7uutBggG4DTbJV8z5a5E8x&index=8

ここまでドイツが追い詰められた原因は、ベルサユー条約にあるので、
★ドイツ人=残虐とは思わないでください。
参考資料として、手前味噌ですがQ&Aのリンクもお読みください。
https://www.clearnotebooks.com/ja/questions/1197794

縦深攻撃,独ソ戦,第一次世界大戦,第二次世界大戦,機甲師団
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色々な要因がありますが、ソ連の人口は当時とても多く、戦争の方針は人海戦術でした。
犠牲はいとわずに数で敵を倒すスタイルをとっていたわけですね。その上勝利のためなら一般市民の犠牲もいといませんでした。なので他国と比べて戦死者も増えていきます。
しかもドイツ側も占領した土地の軍人や市民問わず殺害していたそうですし、ソ連の指導者のスターリンは疑いのある人物や組織を容赦なく粛正していたので犠牲者が多かったのだと思います。

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