[答]
⑵
偶数を2j, 奇数を2k + 1とする。(j, kは整数)
これらの差は, 2j - (2k + 1) = 2(j - k) - 1 と表せる。
j - kは整数なので, これは奇数である。
よって, 偶数と奇数の和は奇数である。
⑶
2つの5の倍数を5j, 5kとする。(j, kは整数)
これらの和は, 5j + 5k = 5(j + k)と表せる。
j + kは整数なので, これは5の倍数である。
よって, 5の倍数どうしの和は, 5の倍数になる。
[Point]
⬜︎の倍数は, ⬜︎jとおきましょう。
jが整数であることを明記しましょう。また, 問題文に正の整数に限定するような記述がある場合はjは正の整数と記述しましょう。
また, 相異なる⬜︎の倍数は, ⬜︎j, ⬜︎kというように相異なる文字を使いましょう。連続する⬜︎の倍数なら, ⬜︎k, ⬜︎(k + 1)というように, 文字も連続させましょう。かっこを外してみてください。連続する⬜︎の倍数になっているでしょう。
ここがちょっと抜けてるだけでその問題が全落ちになる可能性があります。お気をつけください。
次に, 問題の操作を行います。そして, 自分が欲しい式の形にします。分配法則フル稼働です。
最後に結論をお忘れなく。これを書いてないと確実に減点くらいます。
[余談]
実は大学では, 自然数に0を含むことになります。中学, 高校の自然数と同じ役割を果たすのは, 正の整数になります。
今回は中学から大学まで通じるように正の整数と記述してあります。
どの問題もノーヒントで完璧に書けるまで問題演習。
細かくありがとうございます…
とても助かります🙇♀️