Junior High
2
理科

【中学】理科 化学変化

【教科書】未来へひろがるサイエンス2 啓林館

35

1505

2

Yuki

Yuki

Junior High2

中2の化学変化、化学反応式の各単元のまとめです。
後半は練習問題です。テスト前の確認にどうぞ。

ノートテキスト

ページ1:

1.炭素水素ナトリウムの加熱
①
②
炭酸ナトリウム
水
ができる
がつく
③
二酸化炭素
がたまる
炭酸水素
ナトリウム
・国体を加熱するときは試験管の口を少し
下げて加熱する。
→できた液体が加熱部分に流れて
試験管が破損しないようにするため。
・加熱をやめるときは、水そうからガラス管をぬく。
→水が試験管に逆流しないようにするため。
・炭酸ナトリウムは、炭酸水素ナトリウムより
水にとけやすく、その水溶液はより強いアルカリ性である。
・炭酸水素ナトリウムを加熱すると
・青色塩化コバルト紙
→水にかれると赤色になる
・フェノールフタレイン溶液
二酸化炭素、水、炭酸ナトリウムの3つの物質に分かれる。
→無色でアルカリ性の溶液に入れると
赤色に変化する。

ページ2:

3.水の電気分解
①
側
2
水素
④
極側
+
酸素
・水を加熱すると状態変化して水蒸気になる。
・純粋な水は電流を通しにくいので少量の水酸化ナトリウムを加える。
・水に電流を通して一極側に集まった気体にマッチを近づけると気体が音を立てて燃える。
また、このとき
よって、
+極側に集まった気体に火のついた線香を入れると線香が、激しく燃える。
水に電流を通すと+極側に酸素が発生し、一極側に水素が発生する。
また、水の分解で集まった気体は水素が酸素の約2倍になっている。
・H字管電気分解装置
①ゴム栓の上部のピンチコックと液だめの
ピンチコックを全て開く。
②分解する水溶液を液だめから入れ、
H宇管内に空気が入らないように
水溶液で満たす。
③ ゴム栓の上部のピンチコックを閉じる。
④電極と電源装置または乾電池を
導線でつなぎ、電流を通す。
⑤気体がたまったら電源を切る。
その後液だめのピンチコックを閉じてから
ゴム栓を取って気体を調べる。
KOKUYO LOOSE LEAF -836AT 7

ページ3:

2. 酸化銀の加熱
酸化銀
熱
銀
2
酸素
・黒色の酸化銀を加熱すると、気体の酸素と、固体(金)の銀に分けられる。
化学変化(化学反応)
分解
もとの物質とは性質の異なる別の物質ができる変化
1種類の物質が2種類以上の物質に分かれる化学変化
加熱による分解
例)
・熱分解
酸化銀血熱銀・酸素
金属の性質
①電気をよく通す(電気伝導性)
②熱をよく伝える(熱伝導性)
③みがくと光沢が出る(金属光沢)
④たたいて広げたり(性)、引きのばしたり(延性)することができる

ページ4:

Dase
4.塩化銅の分解
塩化銅
電気
①
+
塩化銅水溶液に電流を通すと、溶液の色(青)はうすくなり、
二極側には赤色の物質が付着し、土極側からは気体が発生する。
これは塩化銅が銅と塩素に分解したからである。
電気分解
電流を通すことによって物質を分解すること。
銀、酸素、水素、銅、塩素などはこれ以上分解できない物質である。

ページ5:

1.原子
アルファベット1文字で表す記号
アルファベット2文字で表す記号
①
大文字
の活字体で表す。
大文字の活字体と, 小文字の活字体
(または筆記体) で表す。
(2)
③
例酸素
0
例銀
Ag
・19世紀のはじめのドルトンの考え方がもとになった小さな粒子を原子という。
原子の性質
①化学変化でそれ以上分けることができない
②化学変化で新しくできたり、種類が変わったり、なくなったりしない
③種類によってその質量や大きさが決まっている
周期表
・原子を質量が小さいものから順番に並べると周期的に性質の似た
原子が現れる。それらを表でまとめたもの。

ページ6:

2.分子
③ 酸素原子(個
①
酸素原子(2個)
④
2
水素原子(2個)
酸素分子
⑤
水分子
例
アボガドロが考えたいくつかの原子が結びついた物質の単位となる粒子のことを分子とよぶ
酸素は酸素原子が2個結びついて酸素分子を形成する。
水は水素原子が2個と酸素原子が1個結びついて水分子を形成する。
金属や炭素などは1種類の原子が集まってできている。
塩化ナトリウムは2種類の原子が交互に規則的に並んでいる。
水や気体の物質は分子を作るが、金属や炭素などは作らない。
例) 金、銀、銅、鉄、アルミニウム
炭素
塩化ナトリウム、塩化銅

ページ7:

4. 化学反応式
H
①
2H2O
【
+
HH
→
2H2
+
02
化学反応式化学変化を化学式で表したもの
化学反応式の左辺と右辺で原子の種類と数は等しい
塩化銅の電気分解
塩化銅 銅+塩素
C
←
○ +4
Cucle Cu+Cl2
水の電気分解
水→ 水素+ 酸素
HOH Hy
2H2O→2H2
HH +
02
・酸化銀の熱分解
酸化銀銀
+
酸素
+ OO
904
404
2Ag0→4Ag+Oz
・炭酸水素ナトリウムの熱分解
炭酸水素ナトリウム炭酸ナトリウム+二酸化炭素+水
NaHCO3 → Na2CO3 + CO₂ + H2O.
<1> 0000 + 000 +
06, C2, H... 2, Na... 2
DHCOOO
<左辺> H○○○○
2NaHCO3 Na2CO3+CO2+H2O

ページ8:

3.化学式
水素
①
単体
⑥
一化合物
HH
分子からできている物質
酸素
窒素
N N
分子から
できていない物質
②
H2
③
⑤
02
N2
水
二酸化炭素
塩化ナトリウム
⑦
OCO
(8)
⑨
H2O
CO2
Nacl
化学式
単体
・物質を原子の記号と数字で表したもの
1種類の原子だけでできている物質 金:Au, 銀:Ag、鯛=Cu、鉄=Fe、アルミニウム=Alなど
水素 H2.酸=O2窒素=N2
・化合物・2種類以上の原子が集まっている物質 二酸化炭=COz.水=H2O.塩化銅=Cclなど
・水の状態変化では分子そのものは変わらず、その集まり方が変わる。
水の電気分解のような化学変化では分子をつくる原子の結びつき方が変わる
KOKUYO LOOSE LEAF
-636AT 7

ページ9:

1.化合
化合
2種類以上の物質が結びついてもとの物質とは性質の違う1種類の物質が
できる化学変化。 化合物ができる。
鉄+硫黄→硫化鉄
Fe+S
←
→FS
Ft+S
→ Fes
銅硫黄→硫化銅
Cu +
S
Cus
・水素は酸素と反応して水になる。
水素
酸素
→水
HH
HH
+ OO
DOC
-
2H2 + 02 →2H2O
・鉄と塩酸が反応すると水素が発生
鉄 +塩酸
水素と酸素の混合気体をポリエチレン袋に入れ
電気の糀で点火すると激しく反応し、袋の内側が
水滴でくもり水ができる。青色の塩化コバルト紙を
入れておくと赤色に変化する。水素だけでは反応しない。
硫化鉄と塩酸が反応すると硫化水素が発生
塩化鉄+水素
硫化鉄+塩酸塩化鉄+硫化水素
CD
Ee +
HCI
→
+
HH
Fe
+
Fe
+ 2HCI → FeCl2+ H2
FeS +2HCl → Feclz+HzS
○化合と分解
できる化合物
化合
化合する物質のひとつが
酸素 酸化
→
・酸化物・・・①
〃
硫黄→硫化
塩素→塩化
硫化物・・・②
塩化物・・・
・①の例
分解熱による分解
電気による分解
炭酸水素ナトリウム NaHCO3
炭素ナトリウム
水
CO₂
Naz Co
二酸化炭素
CD2
酸化銀Ag20
酸化銅 CuO
酸化マグネシウム Mgo
②の例
③の例
硫化鉄
Fes
塩化銅 Cocle
硫化銅
Cus
塩化ナトリウム NaCl
KOKUYO IDOBE REAR ARAT Tiomk31

ページ10:

2.酸化
酸化・・・
物質が、酸素と化合して別の物質に変わる化学変化。酸化物ができる。
炭素
+
酸素→二酸化炭素
+ 酸素
化
+00->
Co
C+O2→CO2
・スチールウール(鉄)は酸素の中で激しく熱と
+00
2Cu+02
・マグネシウムを空気中で加熱すると激しく熱と
光を出しながら変化して酸化マグネシウムになる
CO
→
-
00
2 CO
光を出しながら変化して酸化鉄になる
鉄+酸素
-
酸化鉄
+
HO
PO
2Fe+ 02
→
2 FeO
マグネシウム 酸素
酸化マグネンウム
DO
O
→
420
2Mg
+ 0→
2Mg0.
上のスチールウールやマグネシウムの酸化のように激しく熱や光を出しながら
物質が酸化する変化を燃焼という。
鉄と酸化鉄それぞれを塩酸に入れると
<鉄> 鉄+塩酸塩化鉄+水素
←
+
HH
<酸化鉄>酸化鉄+塩酸→塩化鉄+水
FO
+++
Fe O
+2C1→ Fecle+ H2O
+
CIH
CI+
Fe + 2HCl → FeCl2+Hz
このため、
鉄を塩酸に入れると気体(水素)を発生する
・酸化鉄を塩酸に入れても気体は発生しない
・鉄と硫黄を加熱 Fets Fes
木炭を空気中で燃やす C+Oz→COz
銅粉を空気中で熱す
←酸化ではない
←酸化
2Cu+O2→2C0
←酸化

ページ11:

3.還元
還元・・
酸化物から酸素が離れる化学変化
酸化銅
+
炭素
→
*二酸化炭素
酸化詞+水→鯛
CO
DO
+
還元
2Cm0
C
2Cu+ CO2
・酸化
+ →> Cu
・還元
CuO+Hz→ Cu+ H2O
・酸化
・上のように、酸化銅を炭素や水素で還元して銅にすると、炭素や水素は酸化されて
それぞれ二酸化炭素や水になる。
・炭素や水素は、銅よりも酸素と結びつきやすい。
・酸化と還元は同時に起こる。
酸化銅
CoCo
Co Co
Cuo Cuo
+
エタノール
→
銅
+二酸化炭素
+ 水
(Cu) (Co
還元
6c0
+
C2HoO
6Cu
+
2CO2 +3H2O
→>>>
・酸化

ページ12:

4.化学反応と熱の出入り
発熱反応
化学変化の際、熱の発生を伴い、周りの温度を上げる反応。
例)燃焼以外の発熱反応
鉄と硫黄の化合 Fe+S→Fes(+熱)
鉄の酸化
4Fe+302→2FexOg(+熱)
石灰(酸化カルシウム)と水の反応
CaO+H2O→Ca(OH)2(+熱)
吸熱反応…化学変化の際、周囲の熱を吸収し、周の温度を下げる反応。
例)
・水酸化バリウムと塩化アンモニウムの反応 Ba(OH)2+2NHuC1→Baclz+2NH3+2H2O
一熱
炭酸水素ナトリウムとクエン酸の反応 NaHCO3+ Co HeO7→NaHz (CHO (000))
+CO2+H2O(一熱)
燃焼
熱や光を出しながら物質が酸化する化学変化

ページ13:

1. 質量保存の法則
硫酸
18446
・水酸化バリウム水溶液
①
硫酸バリウムの沈殿
2
184468-
うすい硫酸と水酸化バリウム水溶液を混ぜると、硫酸バリウムの白い沈殿ができる。
このとき、気体の出入りがないので全体の質量に変化はない。
水酸化バリウム+硫酸→硫酸バリウム+水
Ba(OH)2+H2SO4→BaSOm+2H2O
③
炭酸水素
二酸化炭素が発生
反応前... 66.80g
ナトリウム
塩酸
反応後, ふたを開ける前
(4)
66,80
反応後 ふたを開けた後
...66.41g
6680
COOO
塩酸に炭酸水素ナトリウムを加えると、二酸化炭素が発生する。
密閉された容器の中では発生した二酸化炭素は容器の外に逃げていかないので
反応の前後で質量の変化はない。その後、容器のふたを開けると気体の一部が逃げるため
質量が減った。
NaHCO3
炭酸水素ナトリウム塩酸→ 塩化ナトリウム
+HCL
Nacl
+水
+ H2O + CO2
+二酸化炭素
質量保存の法則
化学変化の前後で原子の組み合わせは変化しているが
反応に関わった原子の種類と数に変化はなく、また、原子は
種類によって決まった質量を持っているため化学変化の前後で
その化学変化に関係している物質全体の質量は変わらないこと。
KOKUYO LOOSE LEAF

ページ14:

2.化学変化と質量の規則性
[g] 2.0
1.8
1.6
加 1.4
マグネシウム
熱 1.2
質 0.8
0.8
0.6
0.4
0.2
グラフは最後には水平になる。
(B)
60420
マグネシウム
1.6
後 1.4
の 1.2
質1.0
量 0.8
0.6
0.4
0.2
加熱の回数
[回]
0
0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4 1.6
加熱前の金属の質量 (B)
一定量の金属化合する酸素の質量には、
限界がある。
反応前の金属の質量と酸化物の量は
比例している。
上記より、
・金属を加熱すると化合する酸素の分だけ質量は増加するが、何回も加熱をくり返すと
やがて質量は増加しなくなる。一定量の金属に仕合する酸素の量には限界があることが
わかる。
金属を空気中で加熱すると、反応前の金属の質量と酸化物の質量は比例している。
7
(8)
酸素
酸化銅
[g] 0.5g
(10
[g] 1.6
の質量
の質量
0.4
銅
QD
酸素
1.4
加 1.2
熱 1.0
銅
の質量
0.3
鍼
の質量
1.0g
酸 0.2
後 0.8
の 0.69
質 0.4
銅
量 0.2
の質量
ol
0
1 2
3 4 5 6
加熱の回数
[回]
グラフより
酸素の質量
10.24g
0.1
0
0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4
銅の質量
[g]
鯛の質量と酸素の質量はつねに約4:1になっている。
同様にマグネシウムの質量と酸素の質量の比はつねに3:2になっている。
一般に仕合する物質の質量の比は一定になっている。
このことは他の化学変化についてもあてはめて考えることができる。
ページ上のグラフ(右)
(0.6.1.0)より
酸素は10.6=0.4
マグネシウム:酸素
0.6:04:3:2

ページ15:

炭酸水素ナトリウムの加熱
<1>
図のような装置で試験管Aの炭酸水素ナトリウムを加熱ナトリウム
炭酸水素
したところ、試験管Bに気体が集められた。
また、Aの口には液体がつき、白い固体が残った。
・試験管Aの口の部分を下げておく理由
発生した液体が
加熱部分に流れないようにするため
流れると試験管が破損するおそれがある)
・図のような気体の集め方は
水上置換法
・試験管Bに集められた気体が何か確かめるのに適した試薬は
・試験管の口についた液体が何かを確かめるため、青色の試験紙×に
つけたところ、その色が赤色に変化した。試験紙又は
・加熱後に残った白い物質と炭酸水素ナトリウムを水に入れると
とけ方に違いが見られた。フェノールフタレイン溶液を加えると
色の違いが見られた。それぞれの違いは
石灰水
塩化コバルト紙
白い物質のほうが水によくとけ
フェノールフタレイン溶液の赤色が濃かった

ページ16:

<2>
図1の装置を使って炭酸水素ナトリウムを分解する実験を行った。
・炭酸水素ナトリウムを入れた試験管のとりつけ方は
・ガスバーナーに点火すると空気の量が少なかったのでガスの量を
図1
変えずに調整した。このときの操作は
図2のねじBを固定し、
図2
ねじALの方向に回す。
・図の装置で炭酸水素ナトリウムを加熱すると石灰水が白くにごった。 L
このことから発生した気体は
二酸化炭素
・気体の発生が、止まった後ガスバーナーの火を消し試験管がじゅうぶんに冷えてから
残った固体(炭酸ナトリウム)をとり出して水溶液をつくり、フェノールフタレイン溶液で
炭酸水素ナトリウムの水溶液との性質の違いを調べた。
R
ゴム管
レガラス管
石灰水
・ガスバーナーの火を消す前に必ず行うことは
ガラス管を石灰水の入った試験管から抜く
(逆流を防ぐ)
・フェノールフタレイン溶液を加えた結果からわかる炭酸ナトリウム水溶液の性質は
炭酸水素ナトリウム水溶液と比べて
より強いアルカリ性である

ページ17:

酸化銀の加熱
<1>
・酸化銀の色の変化は
図のように乾いた試験管Aに酸化銀を入れて加熱し
気体を試験管Bに集めた。
酸化銀
B
黒色から白色
酸素
・試験管に集められた気体は
・この実験では酸化銀が加熱されて別の2種類の物質に変化した。
⑩・もとの物質とは性質の異なる別の物質になる変化は
②・1種類の物質が別の2種類の物質になる①の変化は
③・物質を加熱することによって起こる②の変化は
化学変化
分解
熱分解
<2>
図のようにして酸化銀を入れたアルミニウムはくの皿を加熱し
火のついた線香を入れると線香が激しく燃え酸化銀は
白っぽい物質になった。
・この実験で酸化銀は熱分解した。熱分解とは
加熱によって1種類の物質が
2種類以上の物質に分かれる化学変化
・試験管に残った白い物質は金属である。
金に共通な性質は
酸化銀を入れた
アルミニウムはくの皿
金づちでたたくと、うすく広がる。
こすると特有の光沢が出る。
電流を通す。
KOKUYO LOOSE LEAR
線香

ページ18:

水の分解
<1>
図のような装置で水に電流を通して分解し、発生した
気体を調べた。
図の実験では水に水酸化ナトリウムをとかした。
ーゴム栓
この理由は
|ステンレス電極
電源装置 (6V)
極側
電流が通るようにするため
正面
・図の実験をしたときに集められた気体の量について
一極側には+極側の約2倍の体の気体が集められる
・図の実験で+極側・極側に発生した気体は
+極側・酸素
一極側・・水素
<2>
図のようなH字管電気分解装置を使って水の電気分解を行った。
・予め水に水酸化ナトリウムをとかしておいた。これは純粋な水に
どのような性質があるためか。
・実験の正しい手順は
気体
電流を通しにくい性質
ゴム栓の上部と夜だめのピンチコックを
全て開く→液だめから水溶液を入れて
H学管を満たす→ゴム栓上部のピンチコックを閉じる
→電源のスイッチを入れ電圧をかける
・発生したA,Bが何か確かめる方法は
A…それ自身が燃える気体かどうか調べる
B・・・他の物質を燃やすはたらきがあるか調べる
・発生した気体A、Bと同じ気体を発生させる方法は
A.亜鉛にうすい塩酸を加える→水素
B・・・二酸化マンガンにうすい過酸化水素水を加える→酸素
電源の+極につながっているのは
図中のD

ページ19:

塩化銅の分解
<1>
・極側
+側
図のような装置を使って、塩化銅水溶液に電気を通し、
できた物質について調べた。
塩化銅
水溶液
・この実験を行うのに適した場所は
窓や換気扇があり
電源装置 CO
じゅうぶんな換気のできる所
・図の実験で塩化銅水溶液の色の変化は
最初は濃い青色だったが、だんだんうすくなった
+極側、一極側の電極それぞれの変化は
+極側・・・においのある気体が発生する
極側・・・赤色の物質が付着する
電流を通すことによって物質を分解することを
電気分解
<2>
図のような装置で塩化銅水溶液に電流を通した。
・この実験で発生した気体のにおいを調べるとき、手であおぐ
ようにしてかぐ理由は
塩化銅
有毒な気体を不用意に吸いこまない
水溶液
ようにするため
この実験で+極側、一極側に発生した物質は
+極側・塩素
-極側・銅
・塩化銅の電気分解で生じた物質は分解することができるか。
もうこれ以上分解することができない
KOKUYO LOOSE LEAP DAT

ページ20:

<3>
0xx000
原子について述べたものとして正しいものには、誤ったものにX
・化学変化でそれ以上分けることができない。
・化学変化によって新しくできることがある。
・化学変化によって種類が変わることがある。
・化学変化によってなくなったりしない。
種類によってその質量が決まっている。
種類によってその大きさが決まっている。
<4>
分子について述べたものとして正しいものには誤ったものに×
×
<5>
・化学変化でそれ以上分けることができない。
・化学変化によって新しくできることがある。
・化学変化によって種類が変わることがある。
・その物質の性質を示す最小の粒子である。
・種類によってその質量が決まっている。
種類によってその大きさが決まっている。
e
○
○
○
図はいろいろな分子を表したモデルである。
・分子①~③を表す化学式は
①
(2
002
②H2O
NH3
・分子①~③にならって二酸化炭素分子を表すモデルは

ページ21:

原子、分子
<1>
19世紀のはじめ、イギリスの科学者が、物質はそれ以上分けることが
できない粒子Aからできていると考えた。図はこの科学者が考えた、
粒子Aの記号である。
・粒子Aを考えた科学者は
O
水素
炭素
酸素
CD ナトリウム
C
銅
(S 銀
<2>
ドルトン
・粒子Aの現在での呼び方は
原子
・図の粒子Aを現在の記号で表すと
水素 H
炭素C
酸素
アトリウム Na
銅Cu
銀Ag
・現在では粒子Aを、その質量の小さいものから順に並べると
周期的に性質の似た原子が表れることがわかっている。
・原子の質量の順に並べてまとめた表は
周期表
上の表で用いられる原子の質量の比を表した数値は
原子量
原子にはそれぞれアルファベットを用いた記号が決められている。
次の記号はそのうちのいくつかを表したものである。
Au C Cl Cu Fe
金 炭素 塩素 銅 鉄
H
K
N
Na
○
Zn
水素
カリウム
窒素
カトリウム
酸素
亜鉛
・金属原子は
・単体が分子をつくらないものは
・単体が分子をつくるものは
上の分子を表す化学式は
Au, Cu, Fe, K, Na. In
Au.C.Cu、Fe, k,Na, In
CL.H.N.O
Cl2, H2,H2,O2

ページ22:

<6>
原子の考えが発表されてから少し後にイタリアの科学者が
気体の物質では原子が1個ずつばらばらに存在して
いるのではなく、いくつかの原子が結びついた粒子Mが
単位となっていると考えた。図は2種類の粒子MをA・Bで
表したものであり、図中のO.Hは原子の記号である。
粒子Mを考えた科学者は
アボガドロ
粒子Mは
分子
.
粒子Mをつくる物質について
粒子Mはすべての物質がつくる。
・図のA・Bで表されている粒子Mは
A.酸素分子
B…水分子
粒子Mと物質の性質について
粒子Mはその物質の性質を示す最小の粒子

ページ23:

化学変化と質量の規則性①
<1>
図のようにステンレス皿の上にうすく銅の粉末
を広げ、全体の質量を測定した。次に血ごと
鋼の粉末を10分間加熱し、血がじゅうぶんに
冷えてから全体の質量を測定した。その
粉末をよくかき混ぜてうすく広げ、ふたたび
10分間加熱した。図はこの実験の結果を
まとめたものである。
図1
鋼の粉末 ステンレス皿
図2
1.6
[g] 1.4
加 1.2
熱 1.0
0.8
の
質 0.6
量 0.4
0.2
1
2 3 4
5
|加熱の回数
(回)
・銅の粉末をステンレス皿の上にうすく広げたり、粉末をよくかき混ぜる理由
・銅の加熱をくり返したときの質量の変化
図2のような結果が得られた理由
鯛の粉末が空気とじゅうぶんふれる
ようにするため
増加したあと変化しなくなる。
<2>
図1のようにしてマグネシウムを加熱し、マグネシウムの質量と
加熱後の質量との関係を調べたところ図2のようになった。
・マグネシウムをのせて加熱したステンレス皿に金あみを
かけた理由
マグネシウムが飛び散らないように
するため
・金属とその酸化物の質量の関係は
・マグネシウム0.6gからできる酸化物の質量は
銅と化合する物質の質量に限界が
あるから。
図1
図2(g) 2.5
ステンレス皿
けずり状の
マグネシウム 金あみ
比例
2.0
熱 1.5
加熱後の質量
1.0-
0.5-
0 0.5 1.0 1.5
マグネシウムの質量[g]
グラフォリ(1.5.2.5)を通る→y=ax2.5=1,50
a=
==
10.6
1g
・マグネシウム1.2gと結びつく酸素の質量は
y = √ √ x 12 = 2.
酸化物-Mg=022-1.2=0.8
0.8g
KOKUYO LOOSEAF AT

ページ24:

<2>
図のA,Bは銀と塩化カリウムのつくりを表したものである。 A
・A.Bはともに原子が規則正しく並んでおり、そのため
純粋な固体では物質に特有な規則正しい
形をしている。そのような固体のことを
結晶
・A,Bを表す化学式は
A. Ag
B... Nac L
塩化銅は銀や塩化ナトリウムと同じように分子をつくらない
物質でありその化学式はCuclで表される。
塩化銅が、どのような化合物が塩化銅をつくっている原子の
種類と数がわかるよう表すと、
銅原子(Cu)と塩素原子(Cl)の比が
12で結びついてできた化合物。

ページ25:

化学変化と物質の規則性②
<3>
石灰石1.0gとうすい塩酸50.0cmを別の容器に入れ図1のように
密開せず全体の質量をはかった。この石灰石の入った容器にうすい塩酸
を加えて気体を発生させその発生がやんでから再び全体の質量
をはかった。この実験を石灰石の質量を変えて行い、表の結果を得た。
図 1
石灰石、
うすい塩酸
反応前
反応後
石灰石の質量 〔g〕 1.0
2.0
3.0
4.0
5.0
6.0
全体の質反応前
量(g)
59.0
反応後 58.6
59.9
59.1
61.2 61.8
60.0
63.0
64.1
60.2
61.4
62.5
反応後の石灰石
残らなかった。
残った。
・メスシリンダーでうすい塩酸50.0cmを正しくはかったときの
図2
-50
液面の様子は
・石灰石1.0gを用いたときの実験で発生した
気体の質量は
・表をもとに石灰石の質量と発生した気体の質量の
関係をグラフに表すと
・石灰石6.0gを用いたときの実験で反応後に残った
石灰石をすべて反応させるには同じ濃度のうすい塩酸を
少なくとも何cm?追加すればよいか。
59.0-58.6=0.4
図3
発生した気体の質量
1.6
[g] 4.4
塩酸50cm,石灰石 4.0gで
二酸化炭素は6002=1.6g.
0.4g
40
50 60
石灰石の質量[g]
石灰石6.0-4.0=2.0と反応する塩酸は4.0gのときの
上で反応
した分
半分の25.0cm²

ページ26:

化学式
<1>
表は物質の分類を表したものである。
C 水素酸素, 窒素, 塩素, 銀 銅など
A
物質
D 塩化ナトリウム, 水, 二酸化炭素、酸化銀, 塩化銅など
B 塩化ナトリウム水溶液, 空気, 海水 石油, ろう。 牛乳、ジュースなど
・表のA~Dに当てはまる語句は
A・・・純物質 B・混合物
C・・・単体
D…化合物
・表のCDはそれぞれ分子からできている物質、分子からできていない
物質に分けることができる。
・Cに含まれる物質のうち分子からできていない物質は次のうち
水素・酸素・窒素・塩素・銀・銅
H2
02
N₂
Cla Ag Cu
・Dに含まれる物質のうちか子からできていない物質は次のうち、
Ag Cu
銀・銅
塩化ナトリウム・水・二酸化炭素、塩化銅
Nacl
H2O
CO2
Cucl
・物質を原子の記号と数字で表したものを
・次の物質を原子の記号と数字で表すと
窒素・銀・二酸化炭素、塩化ナトリウム
Nocl
Cact
塩化ナトリウム、塩化銅
化学式
窒素・・・No.
銀Ag.
二酸化炭素・CO2 塩化ナトリウム・・・NaCl
KCHUNG LOOSE-LEAR

ページ27:

化学反応式
<1>
化学変化は、化学式を使って表すことができる。
・化学変化を化学式を使って表したものを
・図は水分子、水素分子、酸素分子を表したモデルである。
①~④は水の電気分解を化学式を使って表そうとしたものであるが
それぞれ誤りがある。それは、
H
① H2O → 2H + 0
② H2O → H2 + 0
③ H2O +0→ H2 +
O2
④ H2O2 → H2 + Oz
HH
化学反応式
①右辺の水素、酸素が分子になっていない
③右辺の酸素が分子になっていない
③左辺に水分子以外のものがある
④左辺の水分子の化学式が誤っている
・水の電気分解を化学式と数字で正しく表すと、
2H2O→2Hz+Oz

ページ28:

化学変化と物質の質量の規則性③
図1
ゴム栓
DID
<4>
図1のような装置で水素 60cmと酸素の体積を変えた混合気体に点火し 混合気体
残った気体の体積を測定した。図2はその結果をグラフにまとめたものである。プラスチッ
・水素と酸素の化合を表す化学反応式は
クの筒一
点火装置
2H2O2→2H2O
水
・酸素 40cmを混合したとき、水素と酸素が
図2残 60g
化合してできる水は何gか。水素と酸素の100cmあたりの
質量をそれぞれ0.008g.0.13gとして、小数第4位を四捨入し
小数第3位まで求めよ。
グラスより40cmの酸素に対して
(cm³)
0 10 20 30 40 50 60
酸素の体積 [cm]
10cm²残るということは、60cmの水素とちょうど反応する
酸素は30cm。よって、水0.008×9=0.0048
酸素 0.13×1=0.039
水 0.0048+0.039=0.0438
・水素と酸素の混合気体150cmに点火したとき、
気体が残らなかった。この混合気体中の水素の体積は
何cmか。
水素酸素=2:1でちょうど反応するから
混合気体:水素=2+1:2=3:2
よって、150:x=3:2
3x=300
x=100
100cm
0.04g

ページ29:

Die
図1 (状態変化)
水分子
/水分子
加熱
冷却
水(液体)
水蒸気(気体)
図2 (化学変化)
集まり方
*水分子
<2>
図1は液体の水の状態変化、図2は
液体の水の化学変化を分子のモデルで表した
ものである。
・水の状態変化は水分子の何が
変化する変化か
・図2で水分子が水素分子と酸素分子になる
化学変化は
分解
・化学変化とはどのような変化が「原子」と
いう語句を用いて表すと..
水
180
水素分子
水素
酸素分子」
酸素
<3>
次の化学変化を表す化学反応式は
・水酸化ナトリウム水溶液の電気分解
・塩化銅水溶液の電気分解
・炭酸水素ナトリウムの熱分解
その前後で原子の結びつき方が変わる変化
2H2O→2Hz+02
→水酸化ナトリウムは電流を通しやすくする
ために入れただけで化学反応式は水と同じ
CuCl2 Cu+Cl2
2NaHCO3→Na2CO3+COz+H2O
NOHOOOO
MOO

ページ30:

仕合①
<->
導線
乾いた透明なポリエチレンの袋に青色の塩化コバルト紙
ともに水素50cmと酸素25cm²の混合気体を入れ
電気の火花で点火すると一瞬炎が出て我がしぼみ
中がくもった。
・青色の塩化コバルト紙の色の変化
・水素と酸素が反応してできた物質
点火装置
塩化コバルト紙
水素と酸素の
混合気体
ポリエチレンの袋
青色 赤色(水を検出)
水(2H2+O2→2H2O)
<2>
よくみがいた銅板に水をたらして硫黄の
粉末を置き、時間がたってから硫黄を取り除くと
鋼板の色が変わっているのが観察された。
・銅板の色をじゅうぶんに変化させるために
必要な時間
・銅板の色が変化した理由
硫黄 銅板
硫黄を
とり除く。
1~数日
<3>
鉄粉と硫黄を乳ばちでよく混ぜ合わせ、
試験管にとって脱脂綿で栓をし、加熱する実験を
行った。
・脱脂綿で栓をした理由
銅と硫黄が反応したから
(Cu+s→ Cus)
脱脂綿
硫黄の蒸気が試験管の外に出るのを防ぐ
ため
・加熱するとき、ガスバーナーの炎を当てる場所
図中のア
この実験での化学変化、できた物質、このように2種類
以上の原子からできた物質
仕合、硫化鉄、化合物
KOKUYO LOOSE LEAF 06AT

ページ31:

化合②
<4>
コイル状の銅線を硫黄の蒸気の部分にかざして
赤くなったところで取り出し、アルミニウムはくの
上で反応させた。
・銅線が硫黄の蒸気と反応してできる物質
・できる物質の性質はもとの銅線と比べて
・鋼線と硫黄の蒸気の反応を示す化学反応式
硫化銅
アルミニウムはく
色は黒くなり、もろくなった
Cuts Cus
<2>
鉄と硫黄の混合物を少量の水でこね、図のようにだんごにすると
温度が上がった。その後、温度が下がってからだんごを割り
中心に近い部分にうすい塩酸を注ぐと、特有のにおいの気体が
発生した。
・温度が上がったのは化学変化によって何が発生したためか
・うすい塩酸と反応し特有なにおいの気体を発生した物質は
熱
温度計
鉄と硫黄が化合した物質

ページ32:

酸化
<1>
ステンレス皿に木炭と銅の粉末をのせ、それぞれ全体の質量をはかった。
図のようにそれぞれを加熱した後、再び全体の質量をはかった。
・加熱前後で木炭と銅の質量はどのように
変化したか
木炭または銅の粉末
(加熱すると)木炭の質量は減少し
銅の質量は増加した。
・物質が、酸素と化合すること、できる物質
酸化、酸化物
激しく熱や光を出しながら酸素と仕合する化学変化
燃焼
.
木炭が酸素と化合してできる気体
銅が酸素と化合してできる固体の名前
二酸化炭素、酸化銅
図1
図2
<2>
針金
ガラス管
図1のように針金で固定したスチールウールをガスバーナーで加熱した。
次に図2のように炎を外してすぐに空気をゆっくりと送った。
スチールウール
図々で空気を送った理由
空気を送る
鉄を燃焼させるのに
じゅうぶんな酸素を送る
ため
・実験後スチールウールには金属光沢がなくなり、もろくなっていた。
加熱後のスチールウールが鉄とは別の物質になったことを確かめる方法
・電流を通すかどうか
・磁石につくかどうか

ページ33:

Cate
還元
<1>
図のような装置で酸化銅と活性炭の混合物をじゅうぶん
に加熱した。このとき、石灰水は白くにごり混合物の色が
変わった。
・発生した気体は
酸化銅と活性炭の混合物
二酸化炭素
・混合物の色の変化は
黒色から赤色
・酸化銅、活性炭(炭素)の受けた化学変化は
石灰水
酸化銅→還元
活性炭(炭素)→酸化

ページ34:

化学変化と熱の出入り
<1>
図1のように鉄粉と活性炭の混合物を入れた
封筒に塩化ナトリウム水溶液をしみ込ませた
わら半紙を入れた。また、図のように、炭酸
水素ナトリウムとクエン酸の混合物を入れた
ポリエチレンの袋に水を入れた。それぞれをよく
振り混ぜ、温度の変化を調べた。
・図1、図2の実験でそれぞれの温度変化は、
図 1
鉄粉と活性炭
塩化ナトリウム水溶液
<2>
図2
炭酸水素
ナトリウム
とクエン酸
図1 温度が高くなる
図2 温度が低くなる
図1、図2の実験での温度変化をする化学変化は
図1
発熱反応
図2
吸熱反応
水酸化バリウムと塩化アンモニウムの粉末をふれ合わないように
入れ、ぬれたろ紙をかぶせた。その後図のようにして粉末をかき
混ぜ、温度の変化を調べた。
<3>
水
ぬれたろ紙
・ビーカーにぬれたろ紙をかぶせたのは発生した気体の特徴が
・発生した気体の化学式は
水にとけやすい
水酸化バリウムと
一塩化アンモニウム
NH3(アンモニア)
この実験と同じ温度変化をするのは
炭酸水素ナトリウムとクエン酸の反応
X+酸素
二酸化炭素 +水
・燃料×は
有機物
・燃焼とは
物質が熱や光を出しながら激しく酸化する化学変化。

ページ35:

質量保存の法則
<I>
水酸化バリウム水溶液とうすい硫酸を混ぜて、
反応の前後で全体の質量の変化を調べた。
・実験で、水にとけない白い物質ができた。
このような水にとけない物質の名前と
化学式は
<2>
[反応前
[反応後]
うすい硫酸
水酸化バリ
ウム水溶液
DU
沈殿 Basou(硫酸バリウム)
H2SO4B(OH)→Bafou
・反応後の全体の質量は反応前と比べて
2H₂O
変化しなかった反応の前後で物質の出入り
がない
炭酸水素
うすい塩酸と炭酸水素ナトリウムを反応させ
反応の前後で全体の質量の変化を調べた。
ナトリウム
・塩酸
次に容器のふたをゆるめて全体の質量を測定した。
6680
・塩酸と炭酸水素ナトリウムが反応して発生
する気体は
NaHCO3HCl → Nacl+H2O+CO2
二酸化炭素
・反応前、反応後、ふたをゆるめた後の全体の質量をそれぞれA,B,Cとすると
それらの関係は
・CO2が外へ
A=B>C
逃げる
ピンチコック
<3>
ピンチコックを閉じた丸底フラスコに入った酸素中で銅
粉を燃焼させ、燃焼の前で全体の質量の変化を調べ、
次にピンチコックを開いて全体の質量を測定した。
・銅の燃焼によってできる物質の化学式は
Cuo
・酸素
銅粉 ⇒
・燃焼前、燃焼後、コックを開いた後の全体の質量をそれぞれA,B,Cとすると
それらの関係は
A-B<C
フラスコ内の0」が使われ
コックをゆるめると体が
入りこむ

ページ36:

<5>
図は空気中でマグネシウムと銅を別々に加熱したときの、できた化合物と
加熱前の金の質量の関係を示したものである。
・マグネシウム、銅が酸素と化合するときの反応をそれぞれ
1.6.
化 マグネシウム/
合 1.4
物 1.2
の
質 1.0
量 0.8
0.6
0.4
化学反応式で示すと
0.2
マグネシウム 2Mg+O2→2Mgo
銅
0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2
金属の質量[g]
2Cu+O2→2Cuo
・マグネシウム0.6gを加熱してできた化合物の質量は
グラフより 1.0g
・銅0.8gが化合する酸素の質量は
グラフより 銅0.8gに対し化合物1.0gなので
1-0.8=0.2g
・マグネシウムの質量と、それと化合した酸素の質量を
もっとも簡単な整数の比で表すと
Mg Mo
02
グラフより (0.6.1.0)なので0.4
よってマグネシウム:酸素=0.6:0.4
=3:2
・銅の質量とそれと化合した仕合した酸素の質量を
もっとも簡単な整数の比で表すと
Cu
Cao
02
グラなり(0.8, 1.0)なので0.2
よって銅:酸素
0.8:0.2
=4:1
・同じ質量の酸素と化合するマグネシウムと銅の
質量の比をもっとも簡単な整数の比で表すと
マグネシウム:酸素 =3:2
銅:酸素 = 4:1なので
酸素1gに対し、マグネシウムスとすると 3:2=2:1
2x=3
酸素に対し銅ままとすると4:14:1
y=4
よってマグネシウム:銅=13:4=3:8

ページ37:

<6>
マグネシウムの質量を変えて加熱し、その酸化物の質量を測定した。
表はそのときの結果を示している。
マグネシウムの質量[g]
酸化マグネシウムの質量〔g〕
0.40 0.60 0.80
1.00
0.67
1.00 1.20
1.40
1.60
1.80
1.33
2.00
1.67
2.33
2.67 3.00
・酸化マグネシウム1.00g中に含まれている酸素の質量は
・酸化マグネシウムの質量とマグネシウムの質量から酸素の質量を
知ることができるのは化学変化において、質量保存の法則が
成り立つためである。この理由は
表より、1.00-0.60=0.40g
化学変化ではその前後で原子の
組み合わせは変化するがその種類と
数は変化しないから
・表の結果からマグネシウムの質量と、それと仕合する
酸素の質量の関係を示すグラフは
1.2
結 1.0
マグネシウム原子1個の質量は酸素原子1個の
質量の何倍か
2Mg+O2→2MgO
(1.2.0.8)から
→
0.6 0.6
0.4 0.4
1.0
よって、Mg÷0=0.6÷0.4
=1.5倍
30.8
酸素の質量(g
0.6
質 0.4
[g] 0.2
%
0.4 0.8 1.2 1.6 2.0
マグネシウムの質量 [g]
KOKUYO LOOSE-LEAF
MAT 7m x

留言

Yuki
Author Yuki

どうもありがとうございます!

水里
水里

とってもわかりやすいですね。

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