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第1章 化学変化と原子・分子*
<分解>
物質がもとの物質とは性質のちがう
2種類以上の物質に分かれる変化を分解という。
物質 A
物質B+物質C+
'
また、分解のように もとの物質とはちがう、
別の物質ができる変化を化学変化という。
◎分解をおこす原因･･･熱による分解と電流による
分解がある。
(1)熱による分解
①炭酸水素ナトリウムの分解
炭酸水素ナトリウム炭酸ナトリウム
十水十二酸化炭素
②酸化銀の分解
酸化銀 銀+酸素
(2)電気による分解
物質の変化は
◎水の電気分解
水 水素酸素
化学変化の式で
覚えよう!

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<炭酸水素ナトリウム>
(1)加熱すると、炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素の
3種類の物質に分解する。
炭酸水素ナトリウムの分解
ゴム管
水
白色の粉末が残る
炭酸水素ナトリウム
炭酸
ナトリウム
試験管の内側
が白くくもる
塩化コバルト紙
が赤くなる
水(水蒸
気)が発
生
気体が発生
二酸化
炭素
石灰水を白くにごらせる
炭酸水素ナトリウム炭酸ナトリウム十水十二酸化炭素
①炭酸水素ナトリウム 白色の粉末で重そうという
②炭酸ナトリウム・・・ 白色の粉末。 水溶液は炭酸水
素ナトリウムの水溶液より水
によくとけ、より強いアルカ
リ性をよく示す。
③水…水蒸気の状態で発生し、冷えると水滴になる。
④二酸化炭素・・・石灰水に通すと、石灰水が白くに
ごる。 また、火のついた線香を入
れると、火が消える。
(2)炭酸水素ナトリウムの水溶液と炭酸ナトリウム水溶
炭酸ナトリウムの水溶液より、強いアルカリ性を
示す。
⇒ フェノールフタレイン溶液を入れると炭ナトが濃い赤色を示す。

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