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こんにちは。
文脈といえば文脈ですが、
Dの直後にある「鼠技」の「技」を
「力量」と訳しているのでしょう。
この文章では「老虫」のエピソードを引き合いに出して、
「人間にも、虎のようにその名(役職名)を聞けば震え上がるほど立派だが、
実際には鼠のようにまるで大したことのない人物がいる」
ということを語ろうとしています。
その「大したことがない」というのを
「鼠技」という言葉で表していますね。
そのような文脈に即しつつ、「技」を使った熟語を考えてみると、
「技量」・「技能」あたりが思い浮かびそうです。
そこから少し派生させて「腕前」・「能力」……などと並べてみる中に、
「力量」というのも入ってこようかと思います。
個人的には「能力」の方がしっくりくるなぁと感じますが、
「技」という元の字の意味から離れすぎでしょうかね?
そうですね。
その漢字を用いた熟語を思い浮かべてみるというのは、よくやる手段かと思います。
派生させてとまで行かなくても、今回の場合なら「技量」が出れば、ひとまず文意から大きくは外れませんよね。
「叩所挟」は、難しいですね(笑)
まず読み方は、
「挟む所を叩くに」
で合っていますでしょうか?
そうなんですね!
次からは文意から逸れないように、熟語を
思い出すのに気を使おうと思います。たしかに技量なら外れないです。
そうなんです…。ここが難しくて…。
読みはおそらく「挟む所を叩くに」であっていると思います。
まず「所」は「こと・もの」あたりにしておいて、
「挟むこと(もの)を叩く」
「挟む」は、少しあとの
「挟鼠技冒虎名」をなんとか「ねずみ程度の技量を持つ(技量しかない)のに虎の名をかたる」ぐらいまで解釈できれば、ひとまず「持つ」あたりかな?と推測。
実際のところは、「挟」は「間に入れる」から転じて「内に秘める」の意味があるみたいです。
「叩」には「打診する・質問する」などの意味があるようです。「専門家の意見を叩く」などの文例があるそうで。
拡大解釈が必要ですが、「(人に聞いて)調べる」あたりに解釈できたらなぁ・・・笑
つなげて、
「(立派な肩書きを持つ者が)持つものを調べると(ねずみほどのショボい力量だ)」
こんなところでしょうか・・・。
あ~あ!!めっちゃくちゃ納得出来ました…!!!
〇
主語が「立派な肩書きを持つもの」なのは前の文章で「肩書きがある人も老中と違わない」と話しているからその続きで主語がそのままにしておく。
→
「肩書きある人」が「挟む所」ってことは、「肩書きある人」が「持っている(?)」のかな。後ろの文の「挟鼠技冒虎名」も見て、「鼠の能力をさしはさみ、虎の名を冒す」だから能力を持っているであってそうだな。
→
「叩く」は「石橋を叩いて渡る」みたいな感じに「確かめる・調べる」って意味かな。
→
解釈) 肩書きのある人が持っているものを調べてみると、持っているのはただ鼠の能力のみだ。
〇
ということなんですね!私の石橋を叩いて渡るはちょっと合ってるのか自信がありませんが…
学校の先生に聞いても、親に聞いても、何となく文脈をとれば分かるだろうと言われてしまっていて、教えて貰ってもイマイチ分からなかったので質問しました。
文の捉え方が分からず、困っていたので大変助かりました…
時間をかけてこんなに分かりやすく教えて頂いてありがとうございました…
いえいえ!
納得して頂けてよかったです。
わかりやすい解説ありがとうございます。
鼠技の技の字がポイントだったんですね。確かに技量とか能力だと納得出来ました。漢字から派生した熟語を想像していけば良いのでしょうか??
あと、ピンク色の「叩所挟」もなんだかよく分からないのですが、それはどう考えれば良いかも良ければ教えて頂けませんか??