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古文

古典文法 簡単解説

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古典文法が苦手だった私が、これを覚えた事で古典が好きで得意になりました✨

随時更新して行きます✨

何かありましたらコメントお願いします!

ノートテキスト

ページ1:

まず、活用とは ... ?
簡単にいうと、 「その後の一部または全てが
変化すること」です。
では、「死ぬ」 という言葉を活用してみまし
ょう!
①死なず。 (未然形)
まだ物事が起こっていない状態の形 「〜ズ、
ム」
②死にたり。 (連用形)
用言に連なる形 「~タリ、 テ」
③死ぬ。 (終止形)
文が終わる時の形 「~。」
④ 死ぬる時、 (連体形)
体言に連なる形 「~時、 コト」
⑤死ぬれども、 (已然形)
すでに確定した状態の形 「~ドモ、 ド」
⑥死ぬ。 (命令形)
命令する時の形 「~。」
ズーム足りて時子とドモ!
と覚えると覚えやすいです

ページ2:

ところで、 1枚めの 「死ぬ」 の活用をよく見
ると、 「死」 の部分は変化していませんよ
ね。「ぬ」の部分のみ、 「な・に・ぬ・ぬ
る・ぬれね」 と変化していますね。
この変化しない部分を 「語幹」、変化する部
分を「語尾」といいます!

ページ3:

活用の種類
すべての動詞が同じように変化する訳ではあ
りません。 活用のパターンは次の9種類あり
ます。
①四段活用
②上一段活用
③上二段活用
④下一段活用
⑤下二段活用
⑥カ行変格活用
⑦サ行変格活用
⑧ナ行変格活用
⑨ラ行変格活用
①~⑤は規則的に変化するため「規則変化動
詞」
6~⑨は上の規則に当てはまらないので、
「不規則変化動詞」
といいます。
この9つは最初は覚えにくいと思いますが、
学んでいくうちに自然と覚えていくと思いま
す

ページ4:

活用の種類は9種類もありますが、絶望しな
いで下さい!
四段活用、上二段活用、 下二段活用の動詞が
多いだけで、残りの6種類の動詞の数は少な
いんです!
という訳で、一気に覚えてしまいましょう
動詞を見た時に、その活用が何なのか、見分
ける方法があります!
次のページの写真を見てみてください

ページ5:

S
オロ
→四段
段
上二段
山下一段
→下二段
ウ
変

ページ6:

上一段: 射る、 沃る、 鋳る/見る / 着る/居
る、率る/干る/似る、煮る
(ひいきにみゐ)る、と覚えてください!
下一段: 蹴る
力変 : 来
サ変 : す おはす
変 : 死ぬ、往ぬ (去ぬ )
ラ変: 有り、居り、 侍り、いまそかり(いまそ
がり)
リズムで覚えられると思います!(多分一番覚
えやすいです)

ページ7:

活用の種類を見分ける時には、動詞 (~ウ)の直
後に「ズ」を付けてみて下さい (動詞を未然形
にしてみる)。
そして、さっきの図に当てはめてみてくださ
い!
どうでしょう、出来ましたかね、、、
いやいや、 〜アの時、ナ変かラ変か四段か分
かんないじゃん、 ! と思う方もいると思いま
すが、先ほどお話したように上一段、 下一
段、力変、サ変、 ナ変、 ラ変はちょっとしか
ないので覚えてしまいましょう!
(ごめんなさい、そこは覚えるしかないです)

ページ8:

次は、活用を間違えやすい動詞についてです
・得、 心得 (ア行下二段活用)
え、え、う、うる、 うれ、 えよ
・恥づ、閉づ、怖づ (ダ行上二段活用)
づれ、 ぢよ
る、
ぢぢ
・恋ふ、生ふ、強ふ (ハ行上二段活用)
ひ、ひ、ふ、ふる、 ふれ、 ひよ
•
与ふ、ふ、ふ、ふ (八行下二段活用)
へ、 へ、 ふ ふる、 ふれ、 へよ
・老ゆ、悔ゆ、報ゆ (ヤ行上二段活用)
いい、ゆ、ゆる、 ゆれ、 いよ
植う、飢う、据う (ワ行下二段活用)
ゑゑ、う、うる、 うれ、 ゑよ

ページ9:

語幹と活用語尾の区別がないもの
・得(ア行下二段活用)
え、え、う、うる、うれ、 えよ
・経(ハ行下二段活用)
へ、 ふ ふる、 ふれ、 へよ
・寝(ナ行下二段活用)
ね、ね、 ぬ、ぬる、 ぬれ、 ねよ
一気に来ましたがいかかでしょうか?
ここまでは覚えるしかないです...
何回もやって覚えてください

ความคิดเห็น

OTH372**
OTH372**

とても分かりやすいです!ありがとうございます!

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