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古文

古典B(行く蛍編)

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ももきゃん

ももきゃん

授業用ノートです。
授業での書き込み+私が大切な表現だな、などと思ったことを書き込んであります。
参考になれば幸いです(^O^)

黒での□→助詞、黄緑での〇→助動詞って感じです。

ノートテキスト

ページ1:

行く蛍
同格
昔、男ありのり人の娘
(の)(~)
のかしづく昔、男がいた。ある人ので、
その人が大切に育てている娘が、
どうにかして
過
いかでこの男にもの言はと思ひかり。どうにかしてこの男に(自分の)
気持ちを伝えたいと思っていた。
恋しい!好きだ
口に出す
むずかしい疑問 過体
うちでもことかたくやありけむ
口に出して言うことが難し
いたのだろう
かったのだろうか
りほぐ
こう
もの病みになりて死ぬべき時に「かく(娘は)病気になって死にそうに
なったときにはじめて
この男に恋心を抱いていた
と思いのだ」と言ひかると、親聞きこのように思っていたのです。し
係り結び
過去
泣く泣く告げたり
・過去・
と言ったことを(
きつけて
親が聞
泣く泣く(男にこのことを告げた
ので、
男は)あわてて(娘の家へ)やって
きたが、(に)死んでしまったので、

ページ2:

推量の助動詞)
イ意志(ちよう)すぐ下に「と」のとき
工婉曲(訳さない)すぐ下に名詞か助詞のとき
推量(だろう)基本の意味・主に疑問文のとキ
疑問… どうしてらか
いかで反語…どうしてちか(いや~ない)
「願望…どうにかして、なんとかして
思う
とす
呼応の副詞・願望)
いかで~(せ)む(と)
どうにかして~たい
いかばや(と)
なんとかしていたい
(格助詞「の」(「が
主格
「の」(ご)の上と下が同じものということを表す
同格~で
告げたりけん回
死にけた
(1).

ページ3:

しみじみと
人の死を悲しんで室内で
言葉や行いを慎むこと
しんみりと寂しく
つれづれと籠もりをソワソ
もの寂しい気持ちで(そのまま
女の家で)喪にこもってい
月の下旬
ころ
時は六月のつごもり
夏の終わり(すぐ秋になる
いと暑きこう 時は六月の末、たいへん暑い
ところで、
2月は出てい
少し
ほかに宵は遊びをりで、夜ふけて、やや宵のうちは亡くなった娘の慰霊のため
管弦を奏していて、夜がふけて、
涼しき風吹きのり、蛍高く飛びあがる。涼しい風が吹いてきた。蛍が
横になったまま
この男、見せて、
(~ている)
世
行く蛍の雲のうへほ
俺がやって来死者の魂を運ぶ
(ならぶ)
秋風吹くと畑に告げ
(ほしい)
高く飛び上がった。
この男が横になったまま(その蛍を
見て、(報をよんだ。)
んでゆく蛍
雲の上まで行く
のならば、(地上では)秋風が吹い
から(早く
てこい)と、

ページ4:

なかなか暮れない
二
暮れがたき夏の日ぐらしながむれば」
なかなか日の暮れにくい夏の
一日中、じっともの思いにふけって
いると、なんということもなくもの
悲しいことだ。
シワ
そのこととなくもの
娘に対する鎮魂の
小六月のつごもり」に注意
蛍の飛び上がる情景を想像しょう
旧暦の六月は、太陽暦の現代では七月、一年のうち最も暑いころである。
夜ふけて少し涼しい風が吹いてくるころ、闇の中をついと蛍の光が
流れるのは、いかにも夏らしく、また、その光が、心をもっているように
見えることだろう
2.「男」はどのような人物として描かれているか
人の悲しみを理解し、共感することのできる、情の細め
男に恋こがれたまま死んだ娘を恋い
俺が堂に託して歌う男の心情。

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