の酸化還元反応 銅と塩素が化合して塩化銅
(I)CuCle ができる反応では,酸素や水素は関
子のやりとりによって酸化·還元を統一的に説明することができる。
CuCl2
○図 30
係していない。しかし, Cuは電子を失ってい
るので酸化されたということができ,Cl2は電
子を受け取っているので還元されたということ
(1
(2
Cl2
ができる。
[Cu は e-を失った] =D [Cuは酸酸化された]
Cu°+ + 2e
の図 30 銅と塩素の反応
Cu
* Cu+ Cl2 → CuCl2
(30)
Cl2 + 2e
2CI
Cu°*+2CI
[Cleは eを受け取った] = [Cle は還元された]
また,1つの反応では, 電子
まとめ酸化·還元
10
を失う(酸化される)物質があれ
酸素と化合する
酸素を失う
ば,電子を受け取る(還元される)
水素を失う
H 水素と化合する
物質もあるので, 酸化と還元は
必ず同時に起こる。このような
O|A
電子を失う
B
電子を受け取る
反応を酸化還元反応 という。
Oxidation-reduction reaction
物質Aが酸化される
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物質Bが還元される
問23 次の反応で, 酸化されたもの, 還元されたものを, 化学式で答えよ。
(2) Cle + 2I →2CI-+ I。
(4) Fe + S-→ FeS
(1) Zn + 2H+ → Zn?++ H2
(3) 2Na + Cl2 -
2 NaCl
B酸化還元と酸化数