(2) ベンゼン環を2個もつエステルである安息香酸フェニル (C6H5−COO-
CeHs) 4.9g を,過剰量の水酸化ナトリウム水溶液とともに加熱し,エステ
ルを完全に加水分解した。 この塩基性の反応溶液に酢酸エチルを加えてよく
振り混ぜ,酢酸エチル層 A と水層 B を得た。この酢酸エチル層 A には,
一方で, その水層Bには, サ
コ
これとは別に、安息香酸フェニル 4.9g を, 水酸化ナトリウム水溶液を用
いて、完全に加水分解を行なった後に, 酸性になるまで塩酸を加えた。 この
酸性の反応溶液に酢酸エチルを加えてよく振り混ぜ、酢酸エチル層 C と水層
D を得た。この酢酸エチル層 C には
シ 一方で,水層 D には
ス
。
上の手順で得た酢酸エチル層 A, C のいずれかについて, 以下の操作によ
り,加水分解して得た安息香酸のみを分離した。
te
よく振り混ぜ
。
。
~
た後、そのソ
った。ただし、エステルの加水分解と酸塩基反応の他に反応は起こらず、 生
じた安息香酸はすべて回収できたものとする。
gであ
ス
に対する解答群
① 安息香酸とフェノールの両方が存在する
② 安息香酸だけが存在する
③ フェノールだけが存在する
。
この操作で得られた安息香酸は,
t に対する解答群
① 酢酸エチル層Aに二酸化炭素を通じて
④ 安息香酸の塩とフェノールの塩の両方が存在する
⑤ 安息香酸の塩だけが存在する
⑥ フェノールの塩だけが存在する
⑦ 安息香酸とフェノールはほぼ存在しない
う