2.すべて当てはま
黒
ずれも当てはまらない
252. DNA型鑑定 次の文章を読み, 以下の各問いに答えよ。
「真核生物のゲノム中には塩基配列がくり返された部分(反復配列)があり、この領域を調
べることで個体の識別を行うことができる。このようなことが可能なのは、反復配列のく
り返し回数が、家系間や品種間で異なっており, 生殖の際に変化することなく、親から子
遺伝するためである。
ある哺乳類の親子関係を調査する
ために、3か所の反復配列1~3を
含む DNA 領域をPCR法で増幅し、
それぞれ電気泳動法で解析した際の
結果を右図に示した。右端は子から
採取したDNAの解析結果,1~5
および 6~10はそれぞれ父親候補お
よび母親候補の個体から採取した
DNAの解析結果である。 ただし
子の解析において観察された2種類
のDNA断片は,それぞれ父親およ
び母親に由来する DNA を増幅する
ことによって得られたものであり,
両親は1~5および 6~10のなかに
必ず存在するものとする。
反復配列・
父親候補
母親候補
子
1 2 3 4
5
6 7 8 9
10
第1章
遺伝子を扱う技術とその応用
DNAの移動方向
反復配列2
反復配列3
ゲノムの個体差を利用して個体を識別する方法を何というか。
図の右端に示された子の両親は,何番と何番の組合せだと考えられるか答える