RNA
と、
最も
必 57. 塩基配列の決定 6分 次の文章を読み,後の問いに答えよ。
DNAの塩基配列を決定する手法の一つにサンガー法がある。 サンガー法では,まず鋳型となる1本
鎖DNA の特定部位と相補的な塩基配列をもつ短いァ1本鎖DNA (Xとする) を用意する。 次に, 鋳型1
本鎖DNA,酵素, DNA の構成成分である4種類のデオキシリボヌクレオシド三リン酸を十分に入れ,
さらに蛍光色素で標識した4種類のジデオキシリボヌクレオシド三リン酸 (ddATP, ddGTP, ddCTP,
ddTTP)のうち、いずれか1種類を少量加えて反応させる。
反応液中では、酵素によってDNAの伸長反応が進行して
ddATP
混合液に加えたもの
ddGTP
ddCTP
ddTTP
- いくが, デオキシリボヌクレオシド三リン酸のかわりにジ
デオキシリボヌクレオシド三リン酸が取りこまれると,そ
こでDNAの伸長が止まる。 その結果, 長さの異なる1本
鎖DNAが合成される。 合成された1本鎖DNA を電気泳
動すると, 短い DNA ほど速く移動するので,大きさに従
ってDNAを分離することができる。 ddATP, ddGTP,
メラ
反す
ddCTP, ddTTP をそれぞれ用いた場合の電気泳動の結果
当は図のようになった。
本鎖DNAの移動方向
問1 下線部ア,イの名称として最も適当なものを,後の①~⑧ のうちからそれぞれ一つずつ選べ。
ア
1 ⑤
第6章 発生と遺伝子発現 | 55