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②2 次の観察]と[実験] を行った。
これについて、以下の(1)~(5)の各問いに答えなさい。
2種類の火成岩X, Yの表面をルーペで観察した。 図1は、このときのスケッチであ
る。 火成岩Xには、カンラン石やキ石などの比較的大きな鉱物の結晶と,そのまわりの
細かな粒の部分Pが見られた。 火成岩Yには、セキエイヤクロウンモなどの大きな鉱物
の結晶だけが見られた。また、鉱物Qは,火成岩X,Yのどちらにも共通して多く見ら
れた。
図1
カンラン石
キ石/
ペトリ皿A
ミョウバンの
約80℃の湯 水溶液
火成岩Y
火成岩X
[実験] 60℃の湯にミョウバンをとかして、濃いミョウバンの水溶液をつくり, ペトリ皿A
〜Cに同量ずつ入れた。 図2のように、 ペトリ皿Aは約80℃の湯につけ. ペトリ皿B
は氷水につけて, それぞれ60分間おいた。 ペトリ皿Cは約80℃の湯につけて30分間お
いた後、氷水につけて30分間おいた。その後、ペトリ皿A~Cをとり出してミョウバ
ンの結晶のようすを調べると, 結晶の粒の大きさにちがいが見られた。
図2
ペトリ皿C
ミョウバンの
約80℃の湯 水溶液
ペトリ皿B
-3-
氷水
クロウンモ
セキエイ
ペトリ皿C
氷水
ミョウバンの
水溶液
SUPRAPRO
(1) 図1で. 火成岩Xに見られた細かな粒の部分を何というか。
(2) 図1の火成岩X, Yに見られた鉱物について述べた文として最も適切なものを,次のア~エ
から1つ選び、記号で答えよ。
ア 鉱物Qはカクセン石で, カクセン石やクロウンモなどは無色鉱物である。
イ鉱物Qはカクセン石で, カクセン石やクロウンモなどは有色鉱物である。
ウ鉱物Qはチョウ石で,チョウ石やセキエイなどは無色鉱物である。
鉱物Qはチョウ石で、チョウ石やセキエイなどは有色鉱物である。
(3) 〔実験〕で,ペトリ皿 A~Cの結晶の粒の大きさにはどのようなちがいがあったか。 A~C
を結晶の粒が大きいほうから順に並べ、記号で答えよ。
(4) 図1の火成岩Xのでき方は、[実験] のペトリ皿A~Cのどの結晶のでき方と似ているか。
また、火成岩Yの名称は何か。 その組み合わせとして最も適切なものを、次のアーカから1つ
選び,記号で答えよ。
ア
イ
ウ
エ
オ
カ
火成岩Xのでき方
ペトリ皿A
ペトリ皿A
ペトリ皿B
ペトリ皿B
ペトリ皿
ペトリ皿
火成岩Yの名称
花こう岩
玄武岩
花こう岩
玄武岩
花こう岩
玄武岩
R
(5) 図3は、2種類の火山の形を図3
模式的に表したものである。 R.
Sの形の火山について述べた次
の文の1にあてはまる言葉
斜のゆるやかな形
を答えよ。 また、2にあてはまる火山の形を、図3のR, Sから1つ選び,記号で答えよ。
火山をつくるマグマのねばりけは、図3のRの形の火山のほうが また、図1の火成
。
岩Xのもとになるマグマがつくる火山の形は、図3の2 のようになる。
おわんをふせたような形
答え (3)A>C>B (4) オ
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