例題
ある植物の種子は, 発芽率が45%であるといわれている。 この種
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子を400個まいたところ, 160個が発芽した。 この種子の発芽率
は 45% であるといえるか。 帰無仮説H を 「発芽率は 45% であ
る」 対立仮説H」 を 「発芽率は45% でない」 として、有意水準 5
解説を見る検定せよ。
解
|R-0.45|>1.96 ×
標本比率をR とすると, Rの棄却域は,|R-p>1.96× n
n=400であり, 帰無仮説より p=0.45 を代入すると, 棄却域は,
0.45(1-0.45)
≒0.049
400
p(1—p)
を満たす範囲である。 ここで, R= =0.4 を代入すると,
400
160
10.4-0.45|=0.05> 0.049
となり、帰無仮説は棄却されるから対立仮説を受け入れる。
すなわち、この種子の発芽率は 45% でないと判断できる。
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