種であるイヌリンを注射し,一定時間後に図
68 腎臓 (3) ある哺乳類の静脈に多糖類の一図1
1の①~⑤の各部から,血しょう, 原尿, 尿
を採取して,その中に含まれているイヌリン
および4種類の物質 a~d の濃度を測定し
測定結果を示したものである。 なお、イヌリ
た。 図2は, イヌリンと物質 a~d の濃度の
ンは腎臓ですべてろ過された後, 毛細血管に
は全く再吸収されずに排出される。
(1) 図1の①と②を合わせた構造の名称と,図2
[g/100mL][
⑤の名称をそれぞれ書け。
(2) 図2の物質a~d のうち, 尿が生成され
る過程で最も濃縮されているものはどれ
か。記号で答えよ。 また,その物質の濃
縮率を書け。
(3) 図2の物質d は, 次の(ア)~ (オ)のうちのど
れか。 記号で答えよ。 また, それを選ん
理由を述べよ。
ア尿素
(イ) 尿酸
フグルコース (T) タンパク質 (オ) ナトリ
(4) この哺乳類が1日に排出した尿量を1.5L とすると この哺乳類が生成した原尿
量は1日に何Lか。 また. 尿量と求めた原尿量から,物質bは1日に何gが血
液中に再吸収されたことになるか。
血しょう・原尿・尿中の濃度
Althoka 4716
し 10.0 物質 a
●8.0
1.0-
0.1
0
10.30
10.1
10.03
イヌリン
12.0
物質b
02.1
ないが、
測定部位
物質C
20.35
物質d
ホルモン
3章