述 計算
132. PCR法による DNAの増幅 次の文章を読み、以下の各問いに答えよ。
PCR法には, 増幅させたい DNA 領域の端と相補的な配列をもつ(ア), DNA のヌ
クレオチド鎖を伸長させる酵素である(イ), 4種類のヌクレオチド, 鋳型となる
DNA が必要である。 これらを混合した水溶液の温度を約95℃に加熱することで,2本鎖
のDNAを(ウしたのち、約60℃に冷却することで(エ)を結合させる。 そして,
約72℃に加熱することで(オ)を行っている。 この3段階の温度変化 (サイクル) をくり
返すことで, DNAが多量に増幅される。
問1. 文中の空欄に適する語を下の語群から選べ。 同じ語をくり返し用いてもよい。
【群】 解離 複製 転写 プライマー DNA リガーゼ
問2)の酵素は哺乳類の細胞にも存在するが,これらの酵素は PCR 法での使用
DNAポリメラーゼ
に適していない。 その理由を簡潔に説明せよ。
問3.2 サイクル後で, DNAのヌクレオチド鎖は何倍に増幅されるか答えよ。
問4. 1分子の2本鎖のDNA を鋳型とした場合, 2サイクル後には, 増幅したい領域の
みからなる DNAのヌクレオチド鎖は何本存在するか答えよ。
問51分子の2本鎖のDNAを鋳型とした場合, 5 サイクル後には, 増幅したい領域の
みからなる DNAのヌクレオチド鎖は何本存在するか答えよ。
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