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334□□アルケンの構造決定 次の文を読み, A, B, C の構造式を示せ。
(a) ある鎖式の不飽和炭化水素 A, B, C の各1mol を完全燃焼させるのに,いずれ
も 7.5molの酸素を必要とした。
(b) A, B, C 各1mol に対して, Ni 触媒下でいずれも1molの水素が付加し,A, B
はEに, CはFに変化した。また,Fは直鎖の飽和炭化水素である。
(c) A, B, C を硫酸酸性の過マンガン酸カリウムと反応させると, A からはCO” と
ケトンが,Bからはカルボン酸と CO2 が Cからはカルボン酸のみが生成した。
ただし, アルケンを硫酸酸性の KMnO 水溶液と反応させると, 次式のように二
重結合が酸化・開裂して, カルボン酸あるいはケトンが得られる。 R = H の場合は,
さらに酸化されて CO2 になる。
RI
R2 KMnO4
R1、
R2
CC=C3
CC = 0 +0=C
H
R3
HO
R3