文字と式 方程式
■平成26年度問題
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右の写真はドアとドア枠の一部を示したもので
す。 太郎さんと花子さんが, このドアの前で話をし
ています。
太郎さん 「ドアとドア枠との間には, すき間が
あるね。 どうしてかな?」
花子さん 「そうね。 他のドアにもすき間がある
のかしら? 調べてみましょう。」
}
ドア
2人がいろいろなドアを調べてみると、 調べたドアとドア枠との間にはすき間が
あることがわかりました。
B
花子さん 「ドアにすき間がないと、何か困ることがあるのかしら?」
太郎さん 「すき間がないと、ドアを開けたり閉めたりできないんだと思うよ。」
花子さん 「ドアを開けたり閉めたりするには,どれだけのすき間が必要になる
の?」
E
ドア枠
太郎さんは,ドアを上から見た図をかいて, ドアを開けたり閉めたりするために
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必要なすき間について,次のように説明しました。
【太郎さんの説明】
ドア枠
上の図はドアを上から見た図で, 長方形 ABCDは閉じた状態のドアを表し、
点Aを中心に回転できるものとする。 また, 閉じた状態のドアとドア枠との
すき間を BE とする。
ドアを開けたり閉めたりするには, AE は ACよりも長くなければならない。
つまり, すき間BE は AC-AB よりも長くなければならない。
したがって, AB=acm, AD=6cm とすると, 閉じた状態のドアとドア枠と
-acmよりも長くする必要がある。
のすき間は
【太郎さんの説明】 の
にあてはまる式をα, bを用いて表しなさい。