現在,わが国では,①日本国憲法に直接的に規定されている②人権だけではなく, ③ 新たに社会の変化にあ
わせた新しい権利が主張されています。 私は、このような人権をしっかり守っていくために,日本国憲法の
前文に「主権は国民に存する」ことをより意識しなければならないと考えています。そのためには,現在の
日本における, 国や ④ 地方公共団体の制度や、 ⑤ 国際社会の動向について理解を深めたいと思います。
(ア) -線 ① について説明した文として最も適するものをあとの1~4から一つ選び, その番号を答えな
さい。
1.憲法改正は,国会で憲法改正を各議院の総議員の3分の2で可決したのち,国民投票の有効数の過
半数の賛成により決定する。
2. 天皇は日本国と日本国民統合の象徴であるため、 その政治的権限は最小限に抑えられ,国事行為を
行う際は内閣の助言と承認が必要となる。
3.自衛隊が海外で活動するために 1992 年にPKO協力法が制定され, 初めての海外派遣として湾岸
戦争の復興支援のため、クウェートに派遣された。
4. 国会は主権者である国民に直接選挙で選ばれた代表者で構成されているため、国権の最高機関と規
定されている。