必 73. 筋収縮 6分 骨格筋は筋繊維 (筋細胞)からなり,筋繊維の中には多数の筋原繊維が束になって存
在する。筋原繊維は「
仕切られている。
〒 という袋状の膜構造によって取り囲まれており,またイという構造で
サルコア
イから隣のイまでをウとよび、これが筋原繊維の構造上の単位とな
っている。 筋原繊維はアクチンフィラメントとミオシンフィラメントからできており,これらが規則的
に配列しているので、明暗の横縞が見られる。図は筋原繊維の一部を模式的に示したものである。
上の文章中のアウに入る語句として最も適
問1
当なものを、次の①
① シナプス小胞
a
b
~
⑥のうちからそれぞれ一つずつ選べ。
②筋小胞体 ③ サルコメア
④ Z膜
⑤ 帯
⑥ 暗帯
C
d
問2 図のa〜e のうち,筋収縮時に長さが短くなる部分を過
不足なく含むものを,次の①~⑤のうちから一つ選べ。
① a, d
生物の環
②a, e ③ b.c 4 b, e 5 a, d, e
問3 弛緩した筋肉を人為的に引き伸ばした状態で固定し,電気刺激を与えると張力が発生した。さら
に筋肉を徐々に引き伸ばすと張力は徐々に減少し,図のeの長さが3.6μm以上になると,張力は発
生しなくなった。弛緩時におけるeの長さは2.4μmであった。 弛緩時におけるdの長さとして最も
適当なものを,次の①~⑥のうちから一つ選べ。
① 0.2μm
③ 0.6μm
② 0.4μm
⑥ 1.2μm
④ 0.8μm
⑤ 1.0μm
[17 名城大 改, 15 センター試 改]