6 物体の運動について調べるために、次の実験を行った。 後の(1)~(4)の問いに答えなさい。 ただし、
空気抵抗, 台車と面との摩擦は考えないものとする。
[実験 1]
斜面と十分に長い水平面がなめらかにつながった装置をつくり、 斜面上に1秒間に50回打点
する記録タイマーを固定し、記録タイマーに通した紙テープを台車にとりつけた
。
図Iのように斜面上のX点に台車をおき、記録タイマーのスイッチを入れて静かに台車から
手を離すと, 台車は斜面を下り、その後, 水平面上を移動した。
図ⅡIは、紙テープに記録された打点の一部を5打点ごとに区切って、その長さを示したも
ので,Aは台車が運動を始めてから0.3秒後に記録された打点である。
図 Ⅰ
記録タイマー
1.69
(3
紙テープ
図Ⅱ
A (0.3秒後の打点)
8.75 11.25-13.75-
7
台車
16.25
8
B
理-7
斜面
~18.75
20.00
水平面
9
8
48
20.00
20.00
12
4/48
14
格
[cm]
[実験2]
実験1の装置を使い, 水平面からの高さがX点よりも高い図IのY点に台車をおいて静かに手
を離すと,実験1 と同様に台車は斜面を下り, その後, 水平面上を移動した。
(1) 実験1で 図ⅡIの打点Aを記録してから打点Bを記録するまでの台車の平均の速さはいくらか,
書きなさい。
実験1で, 台車が水平面上を移動していたときの、時間と台車の移動距離の関係を表したグラ
フをかきなさい。
次の文は,実験1における台車の運動について説明したものである。 (1) に当てはまる数
値として最も適切なものを,下のア〜エから選びなさい。 また. ② に当てはまる語を書き
なさい。
図ⅡIより,台車は手を離してから [ (1) _秒後に斜面を下りきったことがわかり 水平面上
を移動する台車は 2 ] という運動を行っていることがわかる。
ア 0.6
イ 0.7
ウ 0.8
エ 0.9
(4) 実験2で Y点においた台車が運動を始めてから0.3秒後の速さは,実験1でX点に台車をお
いたときの0.3秒後の速さと変わらない。 この理由を簡潔に書きなさい。