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大気中の水蒸気の変化を調べるために次の実験を行った。 次の各問いに答えなさい。
〔実験1]
理科室の室温をはかったところ 22℃℃であった。
図1
① 金属製のコップの中に, くんでおいた水を3分の1
くらい入れて水温をはかったところ、 室温と同じで
あった。
1
1のようにして、 金属製のコップの中の水に氷水を
少しずつ加え、ガラス棒で静かにかき混ぜた。
手順をくり返したところ、 金属製のコップの表面に
②水滴ができた。水滴ができはじめたときの水温を
はかったところ, 14℃であった。
OA
【実験2]
【表1】
【表2】
ⅡI
くみ置きの水の温度 [℃]
くもり始めの水の温度 [℃]
気温 [℃]
飽和水蒸気量 [g/m²]
気温 〔℃〕
飽和水蒸気量 [g/m²]
08-
[実験] の方法で9時から15時まで2時間おきに、室温と水滴ができたときの水温
を調べた結果【表1】 になった。【表2】は、それぞれの気温に対する飽和水蒸気量を
している。
500
co 00
8
7
9
10
11
7.8
8.3 8.8
9.4
10.0
16
17
18
19
20
13.6 14.5 15.4 16.3 17.3
9時
18
11時
21
8
温度計
1
14
13時
23
9
12
10.7
21
18.3
実験3〕 丸底フラスコの中を水でぬらし、 線香の煙を少し入れた。 図2の
ように, 丸底フラスコに注射器をつなぎ, デジタル温度計を接続し
た。注射器のピストンを引いたり押したりして, 丸底フラスコ内の
ようすの変化と温度の変化を調べた。
ガラス棒
13
11.4
22
19.4
pi
図2
・金属製のコ
06
15時
23
8
14
12.1
23
20.6
スタンド
氷
15
12.8
24
21.8
丸底フラスコ
下線部①で金属製のコップを用いるのは、なぜか。 次の文の①,②にあてはまる適語をそれぞれ
選び,記号で答えなさい。
金属が熱を① (ア伝えやすく イ伝えにくく), コップの表面付近の空気の温度と, コップ
の中の水の温度が②(ア大きく異なるイほぼ同じになる)ようにできるからである。
注射
下線部 ② と同じ状態変化をふくむ現象として最も適切なものを次のア~エから選び,記号を答
えなさい。
ア
晴れた日に道路の水たまりがなくなった。
コウ 明け方に霧が発生した。
しめっていた洗濯物が乾いた。
冬にバケツの中の水がおった。
「実験」を行ったときの理科室の湿度は何%か, 小数第一位を四捨五入して整数で求めなさ
ただし、理科室の空気中にふくまれる水蒸気量は変わらないものとする。