1基本的人権の永久不可侵性】
侵すことのできない永久の権利という考え方として最も適当なものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
① 新しく主張されるようになったプライバシーの権利は,憲法に明記されていないので、この権利を侵
しても、人権侵害とは言えない。
② ロックによれば、国家は人の生命・自由・財産などの自然権を保つために契約でつくられたのであ
り、その自然権の侵害は契約に違反する。
P44~61
第3編第2章_日本国憲法の基本的性格_P44~61
③ 発展途上国に対する先進国の経済的な援助・協力が、たとえ現地の環境や生活に悪影響を及ぼして
も,これは人権侵害と関係がない経済問題である。
④ 少数者の横暴から多数者の権利を守るための多数決原理は,あらゆる人権侵害事件の解決の際に適用
される民主主義の基本原則である。
(1998. 本〉