8. 酸化銅と炭素の粉末を加熱したときの変化について調べるため, 次の実験1.2を行いまし
た。これに関して、あとの (1)~(4) の問いに答えなさい。
実験 2
実験 1
同じステンレス皿を5枚用意して、ステ
ンレス皿の質量を測定した後に、 銅粉 0.4g.
0.8g 1.2g 1.6g 2.0g をはかり取り,そ
れぞれステンレス皿にのせた。 この後、 銅
粉をのせたステンレス皿を1枚ずつ取り出
し,次の ① ~ ③ を行った。
① 図1のように、 銅粉をのせたステンレ
ス皿をガスバーナーで加熱した。
② 加熱したステンレス皿が冷えてから,
全体の質量を測定した。
表
銅粉の質量 〔g〕
③ ステンレス皿に
残った物質を薬品
さじでよくかき混
ぜた後、再び ①,
②を行い,全体の
質量が変わらなくなるまでくり返した。
加熱前の全体の質量 〔g〕
加熱後の全体の質量 〔g〕
表は, 実験1の結果をまとめたものである。
図2
図 1
銅粉
0.4
21.7
21.8
① 図2のように, 酸化銅 4.0g と炭素の
粉末 0.1gの混合物を試験管Aに入れ,
ガスバーナーで加熱した。
2 ガラス管の先から気体が発生しなく
なってから, ガラス管を試験管Bから
はずして加熱をやめ,ピンチコックで
ゴム管をとめ、冷えてから,試験管 A
に残った固体の質量を測定した。
(3) 酸化銅の質量は 4.0gのまま, 炭素の粉末の質
量を0.2g, 0.3g, 0.4g, 0.5g に変えた混合物を
つくり,それぞれに①,②を行った。 図3は,炭
ガスバーナー
素の粉末の質量と加熱後の固体の質量の関係をグ
ラフで表したものである。
0.8
22.3
試験管 A
22.1 22.5
図3
加熱後の固体の質量g
4.0
3.8
3.6
1.2
3.2
ステンレス皿
22.8
1.6
22.9 23.3
2.0
23.3 23.8
ピンチコック
(加熱中はゴム
を閉じない)
ゴム管
試験管 B
ガラス管
石灰水-
000
3.0
0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5
炭素の粉末の質量 〔g〕