DNAの複製2
タンパク質の合成時には,DNAの片方の鎖を鋳型として、(ア)的なmRNAが(イ)の触
媒作用でつくられる。この過程を(ウ)と呼ぶ。 mRNAは, 合成後に(エ)と結合する。 m
RNA上のコドンは,(オ)の中の(ア)的な3つの塩基と結びつく。 (オ)は細胞質に
多くの種類があり,末端にアミノ酸を結びつけるので、決まったアミノ酸を厳密に指定すること
ができる。 タンパク質の合成は, mRNAの先頭に最も近い塩基配列のAUGから始まる。 (オ)に
よって運ばれたアミノ酸はペプチド結合によってつながれていき, DNAの遺伝情報どおりのタンパ
ク質が合成される。 最後に, どのアミノ酸にも対応しない, 合成の終止を意味するコドン (終止
コドン)のところで, タンパク質の合成は終了する。 細胞質におけるこれらの過程は (カ)
と呼ばれる。このように, 遺伝情報がDNA→RNA→タンパク質へと一方向に流れることを(キ
という。
DNA
(ウ)
(カ)
RNA- ・タンパク質
(1) 上図を参考にして文中のア~キにあてはまる語句を書け。
相補
RNAポリメラーゼ
ア
イ
オプロモーター
カ翻訳
ウ転写 エタンパク質
キセントラルドグマ
(2) DNAとRNAの構成要素の相違点を2つ書け。
DNAは用,G,C,「Tの4塩基、RNAはASCUの4つの塩基
DNAの糖はデオキシリボース、RNAの糖はリボース
300X 0.6021
(3) 500個の塩基からなるmRNAがあるとき, 合成されるタンパク質を構成するアミノ酸の数を求め
よ。 ただし, mRNAの先頭に最も近いAUGは, 11番目から始まり、終止コドンは、先頭から数え
て491番目から始まるものとする。
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(島根大)
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