3 物質の成り立ち |
塩化銅水溶液に電流を流したときの変化を調べる実験を
行った。 (1)~(5) に答えなさい。
実験
① 図のように,
10%塩化銅水溶
液100gが入った
ビーカーに, 2本
の炭素棒の電極
X・Y を入れ,電
源装置につないだ。
電源装置の電
圧を6Vにし, ス
イッチを入れて電
流を流し, 2本の
電極 X・Yで起こ
る変化と水溶液の
色の変化を観察した。 電極Xからは気体Aが発生し,
電極Yの表面には、赤色の固体Bが付着していた。 5
分間電流を流した後, スイッチを切った。
③ 発生した気体Aがとけていると考えられる電極X付
近の水溶液をスポイトでとり, 赤インクで着色した水
の入った試験管にその液を入れ, 色の変化を調べた。
④ 電極Yの表面に付着した固体Bをとり出して乾燥さ
せ,薬さじで強くこすった。
スイッチを切ったときの水溶液の色を観察した。
(6) 新たに10%塩化銅水溶液100g とあらかじめ質量を
測定した電極Y を用意し, ①②を行った。 その後,
電極Yをとり出して, 付着した赤色の固体Bがとれな
いように注意して水で洗い, 十分に乾燥させ,質量を
測定した。
スイッチ
電極Y-
KM
+
電源装置
2
電流計
電極X
塩化銅水溶液
(1) よく出る 塩化銅のように、水にとけると水溶液に電
流が流れる物質を電解質といい, 水にとけても水溶液に
電流が流れない物質を非電解質という。非電解質はどれ
か,ア~エから1つ選びなさい。
(2点)
ア. 塩化水素
ウ.砂糖
イ. クエン酸
エ. 塩化ナトリウム
(2) よく出る
実験 ③では,発生した気体Aを含む水溶
液によって赤インクの色が脱色され,実験④では、
固体Bを薬さじで強くこすると金属光沢が見られた。 気