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例題
解説動画
基本例題 3
ミクロメーターの使用法
基本問題 9
右図は,対物ミクロメーターを用い
て,接眼ミクロメーター 1目盛りの長
さを測定しているときのようすである。
(1) 図のAとBの目盛りのうち, どち
らが対物ミクロメーターの目盛りか。
(2) 対物ミクロメーターの目盛りは,
A
B
30 40 50
60
70
第
章
1mmを100等分したものである。
生物の特徴
1目盛りの長さは何μm か。
(3) 図のように2つのミクロメーターの目盛りが, 平行になるように調節した。 この
倍率における接眼ミクロメーター1目盛りの長さは何μm か。
(4)(3)の観察像が40倍の対物レンズを使用したときのものだとすると, 10倍の対物レ
ンズに切り替えたとき, 接眼ミクロメーター1目盛りの長さは何μm になるか。
(5)(3)の倍率で,接眼ミクロメーター15目盛りに相当する細胞の長さは何μm か。
考え方 (1)目盛りに数字が書いてある方が接眼ミクロメーターである。 (2) 1
mmは1000μm である。 (3) 対物ミクロメーター5目盛りが接眼ミクロメーター20
目盛りと一致しているので, (5×10)÷20=2.5(μm) となる。 (4)倍率が1/4になると,
視野中の長さは4倍となる。 なお, 実際に観察をする際は、ふつう, レンズの倍率
は低いものから先に使用する。 (5) 接眼ミクロメーター1目盛りが2.5μm を表すの
で, 2.5×15=37.5 (μm) となる。
解答 (1)
(2)10μm (3)2.5μm
(4)10μm
(5)37.5μm
基本例題 4 代謝と ATP
基本問題 11, 12
(1) 代謝に関する記述として最も適当なものを、次の①~④のなかから1つ選べ。
① 従属栄養生物は,同化を行うことはできず, 異化のみを行う。
(2) 独立栄養生物は,同化によって有機物を生成するが, 異化は行わない。
(3) 同化では単純な化合物から複雑な物質が合成され、エネルギーが吸収される。
異化では複雑な化合物が単純な物質に分解され,エネルギーが吸収される。
(2) ATP に関する記述として最も適当なものを、次の①~③のなかから1つ選べ。
① ATP は,アデニンにリン酸が3つ結合した化合物である。
② ATP からリン酸1分子を切り離すと ADP となる。
③
ATP は, 高エネルギーリン酸結合を3つもつ。
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