2次関数のグラフとx軸の共有点の座標
次の2次関数のグラフとx軸の共有点の座標を求めよ。
(1) y=x²-6x-4
基例題
本 89
CHART
& GUIDE
x=
@+ (2)_y=-4x²+4x−1
答
(1) y=0 とおくと x2-6x-4=0
これを解いて
2次関数y=ax2+bx+c のグラフとx軸の共有点のx座標は,
y=0 とおいた2次方程式 ax²+bx+c=0 の実数解である。
2次方程式 ax+bx+c=0 の解法
① 因数分解 または ② 解の公式 x=
-(-6)±√(-6)-4・1・(−4)
2・1
6±√52 6±2√13
よって 共有点の座標は
=3±√13
(3-√13, 0), (3+√13, 0)
(2) y=0 とおくと -4x2+4x-1=0
すなわち 4x²-4x+1=0
左辺を因数分解して
(2x-1)²=0
ゆえに 2x-1=0 よってx=12/2
共有点の座標は ( 12.0)
(1)
3-√13
(2)
-b±√b²-4ac
2a
y
O
-4
YA
/3+√13 x
-1
接点
O 1
2
<<< 基本例題 86,87
の活用
²-(1-x=- a
x
←α=1,b=-6, c=-4
xの係数が偶数であるか
ら,6=26′として
-b'±√√b²-ac
を用いてもよい。
163
両辺に-1を掛けて
x 2の係数を正にする。
重解, グラフはx軸に
x=-1/22 で接する。
5
Lecture 式が因数分解されている2次関数
2次関数の式がy=(x+1)(x-3) のように因数分解されているとき、y=(x+1)(x-3)
y=0 とおいた2次方程式は (x+1)(x-3)=0 となるから, グラフとx
V.
3
軸の共有点のx座標はx= -1, 3 とすぐにわかる。
このことを利用すると, 関数のグラフが右のようになることもすぐにわ
かる。