2 スキージャンプは,飛距離および空中姿勢の美しさを競う競技である。選手は斜面を滑り降り,斜面
の端から空中に飛び出す。 飛距離 D (単位はm)から得点Xが決まり, 空中姿勢から得点Yが決まる。
ある大会における58回のジャンプについて考える。
得点Xは,飛距離 D から次の計算式によって算出される。
X = 1.80x (D-125.0) +60.0
このとき,Xの分散は,Dの分散の
倍になる。 また, XとYの共分散は,DとYの
共分散の
倍である。 更に, XとYの相関係数は, DとYの相関係数の
倍である。