2 遺伝について調べるために,次の実験を行った。 あとの問いに答えなさい。 ただし, エン
ドウの種子の形を伝える遺伝子のうち丸い形質をA, しわのある形質をaで表し, 丸い種子
をつくる純系のエンドウはAA, しわのある種子をつくる純系のエンドウはaaという遺伝子
の組み合わせで表すものとする。
〈 山梨県 〉
【実験1】 図1のように, 丸い種子をつくる
純系のエンドウのめしべに,しわのある種
子をつくる純系のエンドウの花粉をつけた
(他家受粉)。できた種子はすべて丸い種子
であった。
【実験2】 図2のように,実験1でできた丸
い種子をすべて育て, 自家受粉させると,
丸い種子としわのある種子ができた。
正答率
44%
[1] エンドウの種子の形は,丸い種子としわのあ
る種子のいずれかしか現れない。 この丸とし
のように,どちらか一方しか現れない形質
どうしを何というか。
答え
図 1
ア 2:1
丸い種子を
つくる純系
(AA)
[3] 図3のように,実験2でできた種子の中で,
正答率
13% しわのある種子をすべてとり除き,丸い種子
だけをすべて育て, 自家受粉させると,丸い
種子としわのある種子ができた。このとき,
できた丸い種子の数としわのある種子の数の
比を,最も簡単な整数の比に表すとどのよう
になると考えられるか。次のア~オから最も
適当なものを1つ選べ。
イ 3:1
図2
ウ 4:1
実験1でできた
丸い種子をすべて
育てる
I 66%
他家
受粉
すべて丸い種子ができた
正答率
162%
[2] 実験2でできた種子の中で、しわのある種子は全体のおよそ何%になると考えられるか。
次のア~エから最も適当なものを1つ選べ。
ア 25%
イ 33%
ウ 50%
図3
実験2でできた丸い
種子としわのある種子
実験2でできた
丸い種子をすべて
育てる
I 5:1
しわのある
種子をつくる
純系(a)
自家受粉
答え
UNIT 20
すべてとり除く
才 6:1
答え
自家受粉
生物編
遺伝の法則から