ネズミなどの一部の野生動物を除き, 野生動物を無断で捕獲することは 「鳥獣保護法」によって
禁じられている。 例えば, スズメやメジロなどを捕まえて飼育することは違法行為であり,農作物
に被害を与えるイノシシなどを捕獲することについても、事前の許可と「狩猟免許」 が必要になる。
ある野生動物 Sは誕生,死亡を含めて、1年間の個体数推計値の自然増加率は120% である。す
なわち、ある年末の野生動物Sの個体数推計値が約100 万頭とすると、捕獲を行わないと翌年末の
個体数推計値は約120万頭になる。
野生動物 S の 2020 年末における個体数推計値は約 200 万頭であった。このとき、以下の問いに
答えよ。
240
(1) 野生動物 S の捕獲を禁止した場合, 2021 年末における個体数推計値は約 アイウ万頭に
なる。
200×1.2=
220
野生動物Sによる農業被害が甚大なため,2021年初めから毎年 20 万頭ずつ捕獲を行うことを264c
検討した。
2.
(i)(1)より, 野生動物Sの捕獲を禁止した場合の2021 年末の個体数推計値は約 アイウ万頭
になるが, 20万頭を捕獲した場合, アイウ万頭から20万頭を除くと考えることにする。
2021 年初めから毎年20万頭ずつ捕獲を行った場合, 野生動物Sの2021 年末の個体数推計値
は約 エオカ 万頭になる。
20.
以下の設問 ((), (3)では, 野生動物の捕獲を行った場合の個体数推計値を,この考え方
と同様にして計算するものとする。
220×1.2-20:244
22 244×1.2-20=272.8
コサ万頭である。
(i) 2024 年末における野生動物Sの個体数推計値は約 キクケ
220
X 1.2
490
307.36
2728×1.2-20=
ACUM
() 野生動物Sの個体数推計値が初めて500万頭を超えるのはシスセソ 年中である。なお,
必要ならば 10g102=0.3010, 10g103= 0.4771 を用いてよい。
2
2
5
2「
(3) 2024年末に野生動物Sの個体数推計値が 180 万頭以下になるためには,2021年初めから毎年3
少なくともタチ 万頭ずつを捕獲しなくてはならない。 ただし,1万頭未満の数は切り上げて
答えよ。