91 質量パーセント濃度10%の食塩水150.0gをビーカーに入れ, ガスバーナー
で加熱し沸騰させた後,10℃まで冷やしたところ, 水溶液中に食塩が固体となっ
て生じていた。10℃まで冷やしたときのビーカー内の物質の質量を測定すると、
加熱前のビーカー内の物質の質量と比べて107.0g減少していた。 また, 10℃ま
で冷やしたときのビーカー内の物質をろ過し, ビーカー内の水溶液中に生じた固
体の質量を測定すると5.0gであった。 加熱前と10℃まで冷やしたときのビーカー
内の物質の質量の差はすべて発生した水蒸気の質量とする。
[大阪]
(1) 10℃まで冷やしたときのビーカー内の食塩水の質量パーセント濃度を C
[%],ろ過後の食塩水の質量パーセント濃度を C2 [%] とする。 次のうち, C1
とC2との関係を正しく表している式はどれか。 1つ選び, 記号で答えなさい。
ただし,ろ過後の食塩水の温度は10℃とする。
アC>C2
1位まで求めなさい。
1 C₁=C₂
ウ C, <C2
この実験から, 10℃の水100gに食塩は何gまでとけると考えられるか。 答
えは, 小数第1位を四捨五入して整数で書きなさい。
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