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りかさんは、抵抗の大きさが異なる2つの電熱線A, B を使って<実験1>~<実験3> を行った。
(1) 表1は〈実験1> の結果を表したものである。
① 電熱線Aに加えた電圧と流れる電流の関係をグラ
フに表しなさい。
表 1
電圧(V)
電熱線A (A)
電熱線B (A)
(3)
0
0
0
電化製品
1.0
消費電力
0.50
0.25 0.50 20.75
<実験2>
電熱線Aと電熱線Bを図2のように直列につなぎ,
それぞれ100gの水が入っ図 2
た発泡ポリスチレンのコッ
プに入れる。
その後, 電源を6V に
設定し, 5分間電圧を加
えた。
2.0 3.0 4.0
0.96 1.50 2.04
1.00
② 電熱線Aに10Vの電圧をかけたときに流れる電流の大きさは何Aか, グラフから求めなさい。
ア
ていこう
電熱線Bの抵抗は何Ωか, 求めなさい。
(2)
の変化を確認した。
<実験1 > で使用した電熱線Aと電熱線Bを〈実験2〉や〈実験3> のようなつなぎ方にして電圧を加え, 水の温度
電源装置
電熱線 A 電熱線 B
電気ポット
( 湯沸かし中 )
1200W
Bree
イ
<実験1>
電熱線Aと電熱線Bに
それぞれ一定の電圧を加え、
電流の大きさを調べた。
電熱線 B
電子レンジ
600W
図1 電源装置
1 <実験2>の図2を回路図で表しなさい。 ただし, 電熱線の電気用図記号は右図
を用いて, 発泡ポリスチレンのコップや水は作図しない。
(2) <実験2>の図2において, 発泡ポリスチレンのコップアの電熱線の電力は何W か, 求めなさい。
③3③ 図2と図3の発泡ポリスチレンのコップア~エで,5分後に水の温度がもっとも上昇するのは,どのコップ
か。 ア~エの中から1つ選び, 記号を書きなさい。 また, その電熱線に5分間電流を流したときに発生する熱
量は何Jか, 求めなさい。
(3) りかさんの家庭では, 台所で電気ポットと電子レンジを同じ電源タップ(上限15A) につないで利用していた。
電気ポットでお湯を沸かしている最中に,りかさんが電子レンジを使用しようとしたところ, 家族に 「危険だか
ら」と止められた。 同時に使用すると何が危険なのか。 表2を参考にして書きなさい。 なお, 家庭用のコンセン
トの電圧は100V とする。
表2
電熱線 A
電圧計
1882
電流計
<実験3>
電熱線Aと電熱線Bを図3のように並列につなぎ,
それぞれ100gの水が入っ
図3 電源装置
た発泡ポリスチレンのコッ
プに入れる。
その後, 電源を6V に
設定し, 5分間電圧を加
えた。
電熱線 A 電熱線 B
ていこう
抵抗(電熱線)
電源タップの
上限は 15A