問題 B
必は重要な必須問題。時間のないときはここから取り組む。
かき混ぜ器
149□□凝固点降下の測定 ある非電解質 0.40g
を水 50gに溶かした水溶液を図1のような装置で撹拌
しながら冷却し、その温度を測定したところ、 図2のよ
うな冷却曲線が得られた。なお, 曲線Ⅰは純水の冷却曲
線,曲線 II は水溶液の冷却曲線を示す。 (水のモル凝固
点降下を1.86K kg/mol とする。)
図 1
・ベックマン
温度計
1
(1) 図中のa~ ~az
32 間の状態を何というか。
(2) 曲線Iで結晶が析出し始めるのはa ~ a2 のどの点か。
(3) 曲線I の a2~ ag間で温度が上昇する理由を述べよ。
(4)曲線I で as ~ a間で,冷却しているにも関わらず,
温度が一定になっている理由を述べよ。
(5)曲線II で,d〜e間の温度が一定にならずに, わず
かずつ下がっている理由を述べよ。
(6) 水溶液の凝固点は,図2のア~エのどの点か。
(7)(6) で測定された温度を0.24℃として, 非電解質 X
の分子量を有効数字2桁で求めよ。
図2.
図 温度(
0
I
アイワ
H
一試料溶液
・寒剤
(氷+NaCl)
a₁
las
b az d
C
冷却時間
(8)この水溶液を1.0℃まで冷却したとき, 生じた氷の質量は何gか。
150 □□浸透圧の測定グルコース CH12O6 LE
(分子量180) 360mgを含む 1.0Lの水溶液の浸透圧を,
27℃で右図のような装置を用いて測定した。 次の問い
TAM
ガラス管
h
に有効数字2桁で答えよ。 ただし, 水溶液の密度は
溶液
1.0g/cmとし,ガラス管は非常に細く、水溶液の濃半透膜
度変化は無視できるものとする。
(1)この水溶液の浸透圧は何 Pa か。(気体定数R=8.3×10°Pa・L/(K・mol) とする。)
(2)図の溶液柱の高さんは何cmを示すか。 ただし, 1.0×10 Pa=76cmHgとし,
銀の密度は13.5g/cm3 である。
151 □□ 凝固点降下 水 100gに塩化カルシウム CF
液の凝固点は-0.98℃であった。 水のモル凝固点降下を
ウムの式量を111として,この水溶液中での塩化カルシ
で求め
溶かし
1 塩