図 1
1 図1のように, 重さ5kgの木片Pを斜面の上に置き, 糸A,
B, 定滑車, 動滑車を組み合わせて、 手で糸Bを15Nの力で引
っ張ったところ, 木片Pは静止した。 次の問いに答えなさい。
ただし, 斜面と木片Pとの間や定滑車, 動滑車と糸の間には,
摩擦ははたらかないものとし, 動滑車の重さは考えないものと
する。 また,100gの物体にはたらく重力を1Nとする。
(1) 図1で,糸Aが木片Pを引く力の大きさは何Nか。
木片P
糸 A
図方向の直
2 斜面に平行な
線
[ 30 (N)
〕 図2
め
(2) 木片Pにはたらく重力は, 斜面に平行な分力と斜面に垂直な分力に分解でき
る。 木片Pにはたらく重力の斜面に垂直な分力の大きさを図2を用いて求
ると何Nになるか。 ただし, 1目盛りの大きさは, 10Nである。 また,図中の
曲線は,点Oを中心とする円の一部を示したものである。
点 0
糸 B
( 40 (N) 〕
(3) 図1で, 手で糸Bを40cm 引き下げるのに15秒かかった。
1 このとき, 糸Aが木片Pを引くのにした仕事は何Jか。
(2) このときの仕事率は何Wか。 ただし, 1秒間に1Jの仕事をするときの仕事率は1Wである。
( 6 (J)
0.4 (W)
手
方向の直線
斜面に垂直な
重力の方向
の直線
]