10.0mL をコニカルビーカーに取り, フェノールフ
(1) 酢酸水溶液の濃度を c[mol/L], 電離度をαとすると, K。はcとaを用い
96 [中和滴定曲線] 2.00×10-2mol/L の酢酸水溶液
5.00×10-2mol/L 水酸化ナトリウム水溶液を滴下す
96
基の反
とに注
pH
ると、ちょうど 4.00 mL 加えたところで, 水溶液はっ
すい赤色を呈した。 酢酸の電離定数 K。を 2.0× 10
mol/L, logio2 =0.30 として,次の問いに答えよ。
加えた水酸化ナトリウム
水溶液の体積
0
満定前の水溶液の pH はいくらか。ただし,酢酸の電離度は1に比べて
十分に小さいものとする。
(2) この水溶液の中和点での液性は,酸性,中性,塩基性のうち,どれであ
るか。その理由も記せ。
(3) 滴定曲線の中で, 区間(a)の pH の変化が小さい理由を説明せよ。
97 [酸の電離平衡塩の加水分解] 次の文章を読み, 下の問いに答えよ。 ただ:1
し,数値は小数第2位まで求めよ。また, 酢酸の電離定数 K。= 2.0 × 10-5mol/L,
水のイオン積K, = 1.0 × 10-14(mol/L)?, log.o2 = 0.30, logi03 =D 0.48 とする。
酢酸の水溶液中では, ①式のような電離平衡が成立している。
CH。COOH= CH,COO + H+ 0
一方,酢酸ナトリウムは水溶液中で②式のように完全に電離し、 さらに
酢酸イオンの一部は, ③式のように加水分解し,塩基性を示す。
o
CHCOONA-→ …②)
CHCOO-+ H200 CH;COOH + OH- ③
CHCOO-+ Na+
てどのように表されるか。ただし, aは1に比べて十分に小さいの