1 地震
基本向
図
1946年12月21日, 紀伊半島の南の海底で、マグニチュード8.0の南海地震が起こった。 図の×印は,そ
の震源の真上の位置を示している。 表は,そのときの観測データである。 次
の(1)~(3)に答えなさい。
□ (1) 震源の真上の地表の場所を何というか,その名称を書きなさい。
□(2) 表の観測データから,初期微動を起こす波の伝わる速さは何km/s (秒速
何km)か。 この波の伝わる速さは一定であるものとして, 答えは小数第1位
まで求めなさい。
彦根
尾鷲
表
観測地
尾鷲
彦根 250km
震源から
の距離
130km
初期微動が始
まった時刻
震度
4時19分25秒
5
□(3) 次の文は,日本列島付近で起こる大地震について述べ
たものである。文中の ① ② について, それぞれ a,b
のうち適切なものを1つずつ選んで,その記号を書きなさ
い。また, に,あてはまる適切な語句を書きなさい。
太平洋の海底で起こる大地震の震源は,日本海溝や南
西諸島海溝の① {a. 大陸側 b. 太平洋側}に集中している。 これは,海溝付近で,② {a. 陸のプレー
トが海のプレートを b. 海のプレートが陸のプレートを}引きずり込みながら沈み込んでいるから
ひこ
4時19分41秒 4
である。 引きずり込まれたプレートにはひずみがたまり, ひずみにたえきれなくなると反発して, 大地
震が起こると考えられている。このような, 海底で起こる大地震の場合には,
による被害のほかに, 海岸ぞいの地域で大きな被害が出ることも多い。
□が発生して, ゆれ
2
[
(1)
【例題】
地震
震源からの距離
240
180
120
A地点
B地点
60
C地点
60
[km]
(2)
MAM
0
9時20分
0秒
20秒 40秒
21分
0秒 20秒
22分
40秒0秒
km/s (3) ①
(1) 初期微動を伝える波の速さを求めなさい。
(2) 主要動を伝える波の速さを求めなさい。
(3) B地点の初期微動継続時間は何秒間ですか。
(4) 初期微動継続時間が35秒間になるのは, 震源から何km離れた地点ですか。
km/s)
km/s)
秒間)
km)