基礎問
172 第6章 微分法と積分法
110 面積(VI)
放物線y=az-12a+2(0<a</2/2)
(+)
••••••① を考える.
(1) 放物線 ① が αの値にかかわらず通る定点を求めよ.
(2) 放物線①と円 x2+y2=16...・・ ② の交点のy座標を求めよ.
(3) a=-
11 のとき,放物線 ①と円 ②で囲まれる部分のうち,放物
線の上側にある部分の面積Sを求めよ.
精講
(1) 定数αを含んだ方程式の表す曲線が, αの値にかかわら
定点を求めるときは、式をαについて整理して、αについ
等式と考えます (37)
(2) 2つの曲線の交点ですから連立方程式の解を求めますが,yを消去する
の4次方程式になるので, x座標が必要でも,まずxを消去しての2
方程式にして解きます。
(3) 面積を求めるとき,境界線に円弧が含まれていると,扇形の面積を求める
ことになるので、中心角を求めなければなりません. だから,中心〇と交
を結んだ線を引く必要があります。もちろん,境界線に物質
で,定積分も必要になります