2 ある日の23時に,日本のある地点で、図2のように、土星,木星,
さそり座が南の空に見えた。 このとき,さそり座の恒星Sは,日周運
動により, 真南から西へ30°移動した位置にあった。
土星 木星
地平線
南
図2
ま
恒星 S
さそり座
(1) 天体の位置や動きを表すのに用いられる, 観測者を中心とした,
実際には存在しない見かけ上の球状の天井を何というか。
(2) 図2に示す,土星,木星,恒星 S を,地球からの距離が近い順に並べるとどうなるか。次の
ア~エから,適当なものを1つ選び、その記号を書け。
ア 土星→木星→恒星 S イ 木星 土星→恒星 S
ウ 恒星 S→土星→木星 エ 恒星 S →木星→土星
(3) 下線部の日から1か月後の同じ時刻に、同じ場所で観察すると、 図2に示す恒星Sの方位と
高度は,下線部の日と比べてどうなるか。 次のア~エのうち、最も適当なものを1つ選び,そ
の記号を書け。
ア 方位は東に寄り, 高度は高くなる。 イ 方位は東に寄り、高度は低くなる。
ウ方位は西に寄り、高度は高くなる。 エ 方位は西に寄り、高度は低くなる。
(4)
図3は、太陽を中心とした地球の公転軌道と,地球
"がA~Dのそれぞれの位置にあるときの 真夜中に南
中する星座を模式的に表したものである。 図3で地
球がA→B→C→D→Aの順に公転するとき、下線部
の日の地球はどの区間にあるか。 次のア~エのうち,
最も適当なものを1つ選び, ア~エの記号で書け。
ア A→Bの区間
しし座
地球、
地球の公転軌道
地軸
太陽
さそり座
おうし座
みずがめ座
図3
イ B→Cの区間 ウC→Dの区間
ID→Aの区間