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質問 大学生・専門学校生・社会人

明治2014の法学部の古文です。 4.7.8が分かりません💦 誰か教えてください🥺🥺🥺

三 次の文章は、中国を舞台にした教訓書『智恵鑑』(一六六〇年刊)の一節です。これを読んで、設間に対する答えを、解答用紙- の該当欄に記入、またはマークしなさい。 知一 あきひとてうさんくわん 湖州の海ばたの商人超三官とい者、周生といへる友と、「いついつの日、南京 〈(あきなひにゆくべし」と契約しけるが、 すでにその時分にもなりければ、超三官、夜ふかく出でて川口へゆき、張潮といふ水夫の舟に乗り、同道の周生を待ちける が、時分早く出でたるにより、周生もいまだ来たらず。 ややしばらく待つ内に、眠りさして寝入れり。そのすき間を狙ひて、水夫の張潮、腰なる金を目がけ、舟をわきへ漕ぎ寄せ て、寝入りたる超三官をひそかに海へ沈め、さてもとの川口へ漕ぎ来たり、いつはりて高いびきをかき、よく寝入りたるさま してゐたる所へ、同道の周生来たりたり。 「超三官はいまだ来たらざるもの」とおもひ、水夫の張潮を起こして、「急ぎ超三官を呼びてまゐれ」とて遣はしけるに、張 潮、さらぬていにて呼びに行き、超三官が門を叩き、「これの内儀、三官はいかにして遅く出で給ふぞ。呼びに参りたり」と言 ひければ、三官が妻、驚き言ひけるは、「三官は二時ばかりもさきに出でられけるが、いまだ舟には乗り申されずや。不思議 なる事を申さるる物かな」と言ひければ、張潮また立ち帰り、周生にその由言ひける所に、周生 がりて三官が妻に会ひ、三日が間もろともに方々を尋ねけれども、行方知れざりければ、周生心に思ふやう、「もしこの者出 で侍らずは、必定わが難になり侍らん)と迷惑し、「人に言はれぬ内にこなたより申し上ぐべし」と思ひ、この趣をありのまま に書き付け、奉行所へ訴へければ、いづれもの評議には、「三官が妻、みだりなる事ありて、異 男に殺させたるなるべし」と を消し、より 推量ぜられけれども、さしてその証拠もなかりける所に、楊評事といふ奉行、この趣を詳しく聞き判断せられけるは、「水夫 の者呼びに来たれる時、門を叩き、超三官をば呼ばずして、女房に声をかけ言ひける事、不審なれば、急ぎこの水夫を穿盤す べし」とて、色々拷問せられけるに、に自状して、沈めたりし所をも言ひて、死骸を探し出だせりとぞ (『智恵艦』による)

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