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5) 細菌の染色所見で正しい組合せは
肺炎球菌
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ロ
髄膜炎菌
グラム染色陽性球菌
グラム染色陰性 らせん菌
グラム染色陽性・球菌
結核菌
チールネルゼン染色陰性桿菌
ボツリヌス菌
グラム染色陰性桿菌
- 大腸菌
チールネルゼン染色・ 陰性桿菌
インフルエンザ菌
グラム染色陽性・桿菌
マイコプラズマ
グラム染色陰性球菌
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6) 滅菌や消毒について正しいものは
乾熱滅菌と湿熱滅菌では、前者の方が滅菌力は強い
毒素を産生する細菌は、熱に対して強い
外膜を持つウイルスは消毒用アルコールに抵抗性である
CIM
***INS OUT
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煮沸法では、すべての微生物を殺菌することが出来る
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オートクレーブは高圧蒸気滅菌法とも呼ばれ、 2気圧・160℃ 30分の処理内容である
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生体に用いることの出来る消毒薬として、 消毒用アルコールやポビドンヨードがある
緑膿菌などバイオフィルムを形成する菌は、消毒薬に抵抗性を示す
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紫外線滅菌では、対象物の内部にまで深く紫外線が到達できるので、殺菌力が強い
7) 抗体について正しいものは
感染後、 最初に1g Aが産生され、次いで1g D, IgE IgG、IgM の順番に産生される
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感染症が治癒した後でも、IgG抗体は持続して高い値を示す
胎盤を介して母体から胎児へ移行する抗体は、IgA抗体である
抗体の役割は、ウイルスや毒素と結合して、それらを中和したり不活化する
不顕性感染では、 抗体が産生されることはない
予防接種の目的は、人為的に抗体を接種することである
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抗体は、特定の抗原に対してのみ反応する
新たな感染ではIgM抗体の測定が診断 (病原体の推測)に有用である
8) 髄膜炎について正しいものは
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細菌性髄膜炎では、髄液中の糖が増加する
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新生児期の髄膜炎の起因菌として、B群レンサ球菌やリステリア菌がある
髄膜炎の三主徴は 「発熱、頭痛、嘔吐」 であり、 それに意識障害などが加わりやすい
乳幼児では、髄膜刺激症状はあまりあきらかではない
髄膜炎を疑う症例では、速やかに抗菌薬の投与を始めることが重要である
頸部硬直が見られなければ、髄膜炎は否定してもよい
幼児では「首が後ろに垂れている、触ると泣く、弱々しい泣き声、 痙臓、哺乳不良」などでも疑う
腰椎穿刺による髄液採取が診断には不可欠であるが、脳ヘルニアを疑う所見が見られる場合は禁忌である