}
S4 状態方程式
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ある.
これに反して, 気体のような縮む流体では 密度pが未知
数であるから, 吉先および運動の方各式のはかにゃに ぅ
1 ン関係式を求めみなければならない.
8S4 状態方程式
ここでいよいよエネルギーの保存を考える段取りであるが,
そのためには熱力学的な考察が必要である. これは。エネル
ギー保存則というのは熱力学の第 1 法則にほかならないこと
を考えれば, 容易になっとくのいくことであぁろう. そこでわ
れわれは, 流体がエネルギー保存の法則を満足するという事
実を別な言葉で表わして, “流体は熱力学の法則にしたがう?
と述べることにする. そうすれば, たとえば一定温度の外界
にさらされながらゆるやかに流れる流体では, 状態変化は等
温的におこるであろう. また, ふつうの和気体のように粘性や
熱伝導性の小さいばあいには, 粘性によって発生する熱(軍
動エネルギーが変換するもので, 摩擦熱に相当する) や, 温
度差に応じて伝導される熱は非常に少いから, 状態変化は断
0すなわち等エントロピー 的におこるものと考えられる.
上2のの気体では・ 理想気体の仮定が非常によ
ご 人922れ・ る. それゆえ, 状態方程