第1節 2次関数
2次関数y=ax2+bx+c のグラフを, 放物線y=ax2+bx-
いうこともある。 また, y=ax2+bx+c をこの放物線の方程式
例題
応用 放物線 y=x2+2x+2 を平行移動して放物線y=x2-6x
1
に重ねるには, どのように平行移動すればよいか。
考え方 x2の係数が等しいから, 2つの放物線は平行移動によって重ね
ができる。 2つの放物線の頂点の移動に着目する。
解答 y=x2+2x+2 を変形すると
y=(x+1)+1
y=x2-6x+11 を変形すると
y=(x-3)2+2
よって、頂点は点(-1, 1) から
x2+2x+2=(x+1)-1
x2-6x+11=(x-3)'-
点 (3,2)に移動する。
したがって,
2
x軸方向に 4, y 軸方向に1
1
4
だけ平行移動すればよい。
-10
練習 放物線y=2x2-4x を平行移動して放物線y=2x2+4x-3
12
るには, どのように平行移動すればよいか。
|xの2次式 ax2+bx+c の平方完成
xの2次式 ax2+bx+c は,次のように平方完成することがで
b
ar²±hr+c= g(x²+ x)+c=a{(x+b)² - (b)² + c
arthxtc=ax2+
n