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アケメネス朝ペルシアとギリシアの関わりは何ですか?

回答

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戦争をしていたことでしょうか。

ギリシアのアテネを中心とするポリス連合と、アケメネス朝ペルシアが、紀元前500年からの約50年間で、4回にわたって、戦争をしています。(ペルシア戦争)

イオニア地方のギリシャ人植民市が、ペルシアの支配に不満を持って起こした反乱(イオニアの反乱)が、その戦争の始まりとなります。
ペルシアのダレイオス1世は、それを鎮圧しましたが、イオニアに援軍を送ったアテネなどのギリシアのポリスに対しても、懲罰の意味で大遠征軍を送りました。

前492年の第1回遠征は暴風で失敗しましたが、
前490年に第2回、前480から第3回の遠征を行いました。
一時はペルシア軍がアテネを占領するに至りましたが、ギリシアが粘り強く戦い、ペルシアは主導権を取れませんでした。

前479年、第4回の遠征でペルシアが敗れ、ギリシアから撤退。イオニア地方の独立が認められました。

その後もペルシアはギリシアに干渉を続けましたが、前449年、カリアスの和約を結び、終結しました。

ちなみに、このペルシア戦争の経緯を記述し、ギリシアの偉大な勝利の記憶を書き記したのが、ヘロドトスの『歴史』です。

後に、マケドニアのフィリッポス2世は、ペルシアへの報復を掲げてギリシアを統一しました。そのフィリッポス2世の子、アレクサンドロスの東征によって、全員330年、アケメネス朝ペルシアは滅亡しました。

響華

丁寧にありがとうございます!

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