結論から言うと
その例では問題が不完全で解けません
しかし、物理には「力積」という概念があります
力積は 力F × 時間t で表されます
また力積は 運動量の変化 に相当します
なので問題文を少し変えると
例)静止している質量mの小球に力Fをt秒間加えて
投げ上げた、このときの小球の初速度v₀はいくらか。
m=5[kg] ,F=5[N] ,t=0.1[s]とすれば
Ft = mv₀ - 0 ⇔ v₀ = Ft/m = 5×0.1÷5 =0.1
よって 0.1 [m/s]
これは1秒間に10cm進むときの速さです。
小球が5[kg]と重過ぎるので全然飛びません笑
またその後、時刻tにおける小球の速度vは
次の式に従います
v = -gt +v₀
重力加速度g = 9.8 [kgm/s²] , t = 0.01[s] とすれば
v =-9.8×0.01 +0.1 = 0.02[m/s] ≒ほぼ0
投げ上げたほぼ0.01秒後には下向きに落ちてしまいます。
やっぱり5[kg]は重過ぎでした笑