「縦横家」
政治、特に各国間の外交について論じて回った一派のことです。
確固たる思想があるというより、それぞれの国において喜ばれるような政治手法を論じて、高い地位に上がろうとするのが常だったようです。
強敵の秦に対して、他の六国が連合してあたるべき、とする「合従策」、秦と同盟を結んで生き残りを図るべきとする「連衡作」が有名です。
「農家」
農家の思想を説いたものです。
農業の技術を伝えました。
「兵家」
軍事を題材とした思想のこと。
いわゆる兵法を伝えるものです。
兵家の思想を記した代表的な書物が、『孫子』です。
戦争には勝つ理由と負ける理由があることを論理的に説明しました。
