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(時差とは？)
そもそも、
地球は自転と公転の2種類でまわっています。
約1年で1周するのが公転で、
約1日で1周するのが自転です。
時差では、自転の方を使います！
(時差の求め方)
時差の公式は、
〝経度差÷15=時差〟です。
(なぜ15で割るのか？)
自転は言い変えると、
地球は1周するのに24時間かかる
ということです。
つまり、1時間で15度進んでいます。
(360度÷24時間=15度)
※地球は時速15度でまわっているということ。
逆に言えば、
15度を1時間で進んでいるということです。
経度差の中に15度(1時間)は何個あるだろう？
という考え方のため、15で割るのです。
(ロサンゼルスの場合)
ロサンゼルスは西経、日本は東経なので、
経度差を求めるときはそれぞれの
経度を〝足し算〟します！
(東経同士、西経同士の場合は引き算)
※ここを間違えておられるようです！
ロサンゼルス=西経120度
日本=東経135度
なので、
120+135=255度
経度差は255度となります。
ここから時差を求めます。
255÷15=17
つまり、日本とロサンゼルスには
17時間の時差があるということです！
問題は、
ロサンゼルスが5月5日午後3時のときの
日本の時刻を求めなさい。
でしたよね？
もちろんですが、
ロサンゼルスより日本の方が
時間は早くすすんでいます。
つまり、日本の時刻が
5月5日午後3時より前ということは
絶対ありえません。
なので、5月5日午後3時から17時間分
時間を進めればいいのです。
もし今日が5月5日午後3時なら、
今日はあと9時間で終わってしまいます。
つまり、
5月5日午後3時から9時間分進めると
5月6日午前0時だということです。
全部で17時間進めないと行けないので
あと、8時間残ってますね。
では進めてしまいましょう！
5月6日午前0時から
8時間進めると…？
答えは5月6日午前8時になります。
分かりましたでしょうか？
長文で失礼致しました。
こんなに丁寧な説明ありがとうございます。
ひとつわからない点があるんですが、
ロサンゼルスが西経120度というのはどうやって求めたんですか？
地図帳などで
ロサンゼルスを探すと
120度と115度の間にあるのですが、
どちらかというと
120度に近いところにあります。
なので、
ロサンゼルスの経度は120度と考えました。
もし、調べたいものが
真ん中にあった場合は
自分が、なんとなくこっちだ！
と思った方でいいんです。
めっちゃ正確な時差を中学地理で
求めることは不可能ですから、
そこは自分を信じてください！笑
東経は、
本初子午線と日付変更線の間に
日本がある方です。
西経は、
本初子午線と日付変更線の間に
アメリカがある方です。
ロサンゼルスはアメリカなので、
西経です。
こんな感じでよろしいでしょうか…？
すいません…
補足です…
ロサンゼルスより日本が
早く時間が進んでいる件ですが、
〝時間は西に流れる〟
と、お覚え下さい。
間違えやすいポイントなのですが、
日本より東経の中で日付け変更線に近いところ
例えば、
オーストラリアの首都であるキャンベラなどは、
日本より時間が早くすすんでいます。