ポルトガル人やスペイン人のことを南蛮人、彼らとの貿易を南蛮貿易といいます。
当時、ヨーロッパではプロテスタントの動きが活発でしたが、カトリック側も勢力の挽回をはかって、アジアでの布教に力を入れる修道会もたくさんありました。
その一つがイエズス会です。
南蛮貿易とキリスト教の布教は、一体化して行われました。
ポルトガル船は、キリスト教の布教を認める港に入港しました。そこで、ポルトガルとの貿易を望む大名は、こぞって布教に協力しました。
(キリスト教の熱心な信者となって洗礼を受けた大名のことを「キリシタン大名」といいます)